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■技術習得と食育活発に

 JA熊本市「いきいき農業塾」の地区活動が6月7日、上益城郡益城町にある畑で開かれ、健軍オリーブ会の会員ら8人が地元のエンゼル保育園園児らとジャガイモの収穫体験で交流しました。野菜の栽培技術習得と子どもたちの食育を目的とする会活動の一環。

 畑はオリーブ会がJA健軍支店の大豆農家から無償で借りた約30アールで、大豆栽培の農閑期を利用し今年2月下旬にジャガイモを定植しました。
 
 年長組の園児20人はオリーブ会やJA農業支援センター職員らと共同で作業。会員らがスコップで土を掘り起こすと、園児たちはイモ探しに熱中。ジャガイモを見つけると「やったー」「大きい」と歓声を上げていました。
 
 交流を企画した健軍オリーブ会会長の光永眞由美さん(52)は「体験を通して農業への関心や食に感謝する気持ちを育んでほしい。後継者育成にもつながれば」と話していました。畑ではほかにカボチャやスイカも栽培しており、健軍オリーブ会では今後も地域の子どもたちとの交流の輪を広げていく計画です。

「大きいのあったー」と喜ぶ園児たち