熊本市秋津地区の自然や伝統文化のすばらしさを知ってもらおうと、第3回秋津ふれあいれんげ祭り2010が4月24日、同市の秋津カントリー一帯で開かれました。秋津営農組合や秋津飯野土地改良区、秋津地域資源保全隊、JA熊本市湖東支店関係者らでつくる実行委員会の主催。
メーン会場では、スイカやトマト、アスパラガスなどの特産野菜や、秋津産大豆を使った豆腐や納豆など地元の農産物を即売。お楽しみ抽選会も行われ、多くの地域住民らでにぎわいました。
地域ぐるみで行う祭りは、園児による太鼓や秋津公民館オカリナ講座のオカリナ演奏のほか、秋津小と東野・桜木両中学校吹奏楽部が演奏を披露。れんげ広場では秋津ふるさと会の指導で、子どもたちがレンゲの花で首飾りや冠を作って昔あそびを楽しみました。親子連れらは会場に響き渡る音楽と、辺り一面に咲き誇るレンゲを満喫していました。
実行委会長の中川有朋さん(63)は「春はレンゲの花が咲き、秋には水稲、大豆、麦がブロックローテーションされる全国有数の豊かな田園を将来にわたって保全し、次代の子どもたちへと受け継いでいきたい」と話しました。
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薄紫色の“じゅうたん”に囲まれて演奏する秋津小吹奏楽部 |
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