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■実習で農業学ぶ

 JA熊本市は2月16〜18日の3日間、平成21年度新入職員18人を対象に農家体験実習を実施しています。
 JA職員として農業の実情を把握し組合員への認識を深め、農家および地域に密着した職員を養成するのが目的。JA管内のメロンやトマトなどの生産農家5戸に受け入れてもらい、3月19日まで2人1組で3日間の農業実習に取り組みます。
 JA本店で行った出発式で上妻一喜副組合長が「農協は農家組合員を対象に事業を展開する組織。実際に農家を体験し、その成果を今後の業務に活かしてもらいたい」と職員らを激励。式後は早速、それぞれの実習地に向かいました。
 同市孫代町で稲作とナスの施設園芸を営む古閑寿幸さん(52)のハウス内では、宮崎貴久さん(23)と上妻聖さん(19)がナスの交配作業を体験。「交配液は花の中心(雌しべ)にしっかりかけて」と古閑さんの指導の下、2人は「組合員さんの期待に沿えるよう、一つでも多く学んで帰りたい。積極的に取り組んで貴重な3日間にしたい」と意気込みを話し、真剣に取り組んでいました。
 そのほかの研修先農家は次のとおり。
 大津隆満さん(東部支店管内)、宮本隆幸さん(天明支店管内)、小原正行さん(天明支店管内)、上村恒治さん(飽田支店管内)

出発式で激励を受ける職員ら
弟の寿満さん(奥)の指導で交配作業に取り組む職員