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■「ひご野菜」もっと知って

 熊本市は1月15日、第1回学校給食「ひご野菜の日」交流会を同市出仲間の市立託麻中学校で開き、幸山政史市長らと生徒が会食して交流しました。
 3年2組(37人)の教室では幸山市長が「ひご野菜は歴史や伝統に培われた熊本の風土に合ったもの。次の世代へしっかり伝えていきたい」とあいさつ。生産者を代表しJA熊本市の村上一也組合長が「ひご野菜の知名度を上げて熊本市の農産物を全国へ広める足掛かりにしたい」と続けました。献立には「レンコン」や「熊本ねぎ」を使ったみそけんちん汁、「水前寺せり」と「水前寺菜」に油あげなどを入れてごま醤油で和えた「ひごまる和え」などが並び、生徒たちは歓談しながら給食を楽しみました。
 同校では1月12〜15日を「ひご野菜」周知期間と設定。この日は、第13回熊本市中学生による子ども議会で話し合った「ひご野菜」について、堀川友莉江さん(第5班長)が校内放送で全26クラス(914人)に報告しました。
 熊本市は平成18年度に、熊本で古くから栽培されてきたものや食文化に関わるもの、地名や歴史にちなむものなど伝統・特産野菜15品目を「ひご野菜」に指定。市内全小・中学校2096クラスに「ひご野菜」のちらし(A3判)を掲示してもらうなど、伝統野菜の普及を目指しています。

幸山市長(中央)と歓談しながら会食する生徒ら
生産者代表であいさつする村上組合長