JA熊本市は10月28日、管内の西南地域で栽培が盛んなナスに関する授業を市立飽田東小学校で行いました。「飽田大好き!飽田のじまん」をテーマに自分たちで考えたり調べたりしたことをもとに地域を見直す総合学習として、3年生94人が参加しました。
JA営農センターの上野輝幸さんと河野和智さんが講師となり、ナスの種類や特徴、生産から出荷・販売に至る一連の流れなどを説明。1本の枝から収穫されるナスの本数や市町村別の産出量が全国トップクラスであることなどを紹介すると、児童たちは驚いたように顔を見合わせました。
「ヘタにはなぜトゲがあるの?」との質問に「トゲがあるのは新鮮な証拠」と講師が答え、児童らは真剣にメモを取っていました。
児童らは教室での授業のほか、ナス農家やJA茄子部会女性部の協力により、苗の定植から収穫までの体験学習や料理実習なども行う予定。11月中旬にはナス農家や保護者を招き、発表会を開きます。
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