熊本市河内町のJA熊本市夢未来柑橘選果場で早生ミカンの選果が始まり、初日に出荷したミカン(約5㌧)が10月29日、関東の市場で初売りされました。
管内の早生ミカンは高糖度の「夢の恵」を始め、レギュラーミカンから貯蔵早生へと切り替わり、12月下旬まで生果合計で11500㌧の出荷販売を見込んでいます。
今年産は8月以降の好天に恵まれ果皮の色つきが良く、糖度の高いまろやかなミカンに仕上がりました。
JA熊本市柑橘部会は440人の部会員全員がエコファーマー。生産履歴記帳を実践し、安全・安心なミカン作りに努めています。
部会長の津田忠雄さんは、「生産者は摘果やかん水作業など品質向上に努めてきた。作り上げたミカンを多くの消費者に食べてほしい」と意気込みを話します。
今後はマルチ被覆など品質向上対策の継続に加え、品質均一化のための樹上選果や適期収穫による計画出荷を徹底し、市場での有利販売を目指します。
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