JA熊本市茄子部会女性部は10月12日、熊本市特産ナス「肥後のでこなす」を食材に使った料理講習会を市内で開きました。共販農家172戸が生産する「でこなす」は本格的な出荷シーズンを迎え、消費拡大に向けた大消費地での販促活動に備えようと、部会女性部の役員ら22人が参加しました。
この日は、部会で作成したレシピの中から6品のナス料理を作り、味付けや火の通り具合など素材を生かした調理の仕方を確認しあいました。
女性部長の中村昭子さん(69)は「あくが少なく果肉の緻密な『でこなす』の特徴を生かした料理を多くの消費者へPRし、消費拡大につなげたい」と意気込みを話しました。
熊本市は全国トップクラスの産出量を誇るナスの一大産地。販促活動は10月23日に大阪で行う試食宣伝会を皮切りに、4月17日(良いナス)のなすび記念日でのイベントまで毎月行う計画です。部会とJA、関係機関が連携し、「でこなす」ブランドを全国へPRして一層の消費拡大を目指します。
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