あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験など年9回の開催を予定しています。

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エーコープ商品の理解を深める JA熊本市女性部幹部研修会

 JA熊本市女性部は9月20日、本店大会議室で幹部研修会を開きました。管内22支部の女性部員、関係業者、JA職員など63人が参加。女性部の創意ある取り組みを組織活動に反映し、活動の活発化と組織の強化を目的として毎年開催しています。今年は関係業者6社を招き、商品研修会を企画。参加者は日頃使うエーコープマーク品の説明を受け、活用法を学びました。
 当日はJA熊本経済連、厚生産業株式会社、サンギ株式会社、大興産業株式会社、築野食品工業株式会社、株式会社藤井養蜂場の6グループに分かれ、1回15分をローテーションして取り組みました。
 エーコープマーク品はJAグループのブランド商品で、国産原料にこだわって安全・安心、環境を思う商品を開発しています。純国産のこだわりと消費者に向けて健康に気をつかった食品が多く紹介されました。
 牛嶋和代部長は「久しぶりに全体で集まっての研修会を開くことが出来た。今日学んだことは必ず支部に持ち帰って、他の女性部員らにも伝えてほしい」と話しました。



地域に根差したJAを目指し展示会を開く JA熊本市小山戸島支店

 JA熊本市小山戸島支店は9月16日、同支店管内で展示会を開きました。同支店は地域に密着したJAを目指すため、地域の保育園や団体、キッチンカーなどを展示会に招待しています。理解醸成活動の一環として、JA酪農部による牛乳の無料配布もあり、組合員をはじめ親子連れなど、地域住民が多く訪れました。
 展示会には紳士、婦人服、寝具、靴、鞄などの生活用品やエーコープ商品、JAガスなどを展示販売。JA職員やメーカー担当者が製品の特徴や使い方などを説明しました。訪れた人は「展示会に来ると色々なJA事業を知ることができる。展示会は良いきっかけ作りになっている」と話しました。
 同支店の吉永朋弘支店長は「地域に根差したJAを目的として、今年も業者、職員、組合員さんと協力して開催することが出来た。展示会を通して少しでもJAを知ってもらい、利用してもらえたら嬉しい」と話しました。



出荷査定会を開き出荷規格の再確認 JA熊本市茄子部会

 JA熊本市茄子(なす)部会は9月21日、JA野菜選果施設で出荷説明会と査定会を開きました。高品質なナスを出荷するため、部会員、JA職員ら130人が参加。JAの販売担当者と営農指導員が部会の取り組みや出荷規定について説明をしました。
 説明会では秀・優・良に合わせた品位基準や家庭選別の徹底を呼び掛けました。査定会では出荷されたナスを目の前に、着色状態、大きさ、形などの企画を確認し、生産者や指導員と意見交換をしました。
 同部会は169戸が約79ヘクタールで作付け。使用農薬を減らすため、虫取りシートもしくは天敵の導入と防虫ネットを使用しています。また、品質を下げないためにも出荷コンテナの清掃と取り扱い方にも注意していきます。
 松永部会長は「高品質出荷を目指すため、ナスの品質を上げるような取り組みを部会一丸となって考え、実践していこう」と話しました。


天敵農薬「タバコカスミカメ」を紹介 JA熊本市茄子部会

 JA熊本市茄子(なす)部会は9月15日、RKK熊本放送の九州で情熱を傾け、挑戦する人たちを紹介する「世界一の九州が始まる!」の取材を受けました。今回は同部会がナス栽培のために必要とする天敵農薬「タバコカスミカメ」を紹介し、その必要性や効果、作業効率について部会員が説明をしました。
 同番組はさまざまなジャンルで、「世界一」「オンリーワン」と誇ることの出来る九州の魅力を紹介している番組。取材当日は飽田地区でナスを栽培する、同部会員の西村和洋さん(49)がJAで「タバコカスミカメ」を受け取ってからハウス内で捲く姿を撮影し、その後、「タバコカスミカメ」を自分たちで育てている古閑寿満さん(62)、林田真知さん(45)のハウスへ移動して、栽培の様子を撮影しました。
 JAは株式会社ペコIPMパイロットから「タバコカスミカメ」を委託販売しており、同部会では現在9割の農家が使用しています。農薬回数削減と作業効率化のため、農家への普及推進につとめます。
 番組は10月8日放送予定。営農指導員は「天敵を導入してから防除がだいぶ楽になった。今後も高品質出荷のための減農薬栽培や作業効率化に向けての対策を生産者と意見交換しながら取り組んでいく」と話しました。



夢未来みかん出荷本番 JA熊本市柑橘部会出荷協議会

 JA熊本市柑橘(かんきつ)部会は9月8日、JA柑橘選果場で2023年産「夢未来みかん出荷協議会」を開きました。部会員、取引市場、業者、JA役職員ら400人が参加し、今年の販売計画と生産販売対策など3項目を協議しました。総出荷数量2万4110トンを計画し、有利販売を目指します。
 現在の果実状況は部会員全体でマルチなどを徹底したこともあり、平年以上の果実内容となっており、今後の収穫まで仕上げ対策の徹底を部会一丸となって取り組みます。
 同部会の藤森稔部会長は「みかんの出荷が本格的に始まる。まだまだ暑い日が続くが、有利販売に向け、引き続き生産対策と計画的な出荷を頑張りましょう」とあいさつしました。