あぐりキッズスクール
JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの開催を予定しています。
JA熊本市、鹿本、熊本うきの青壮年部は3月下旬、熊本市中央区のKKRホテル熊本で大西一史市長との対話集会を開き、各地区の青壮年部員、JA職員、市から43人が参加しました。集会では青壮年部から市に要望や質問を投げかけ、農業分野を軸としながらも市政全般に渡り活発に意見を交わしました。
青壮年部は原油価格、物価高騰への対策、鳥獣被害の防止対策、耕作放棄地の解消など農業者が抱える課題の提起や農業政策の要請を行うと同時に、市政や農業政策への理解を深めました。
大西市長は「農業経営を維持していくために、皆さんと一緒になって熟考して利用しやすい事業を展開していきたい」とし、「要望も踏まえながら検討していく」と述べました。
JA熊本市青壮年部藤本太一部長は「近年の世界情勢の影響により生産資材の高騰等で農家は大変厳しい状況にある。また、半導体製造会社TSMCの進出については、熊本の経済にとって大変喜ばしい事ではあるが、一方で農家としては今後の雇用確保や賃金上昇等に対する不安もある。中、長期的に見ても課題が山積しているが、熊本市と一緒になって地域を盛り上げていきたい」と話しました。 |
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