あぐりキッズスクール
JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの開催を予定しています。
JA熊本市はキャリアチャレンジとして、熊本中央高等学校2年生3人を、7日から3日間受け入れました。未来を担う若者にJAの事業や地域の農産物を学ぶことで農業に関心を持ち、将来の進路選択の1つとして考えてもらうために実施しました。
同高校の生徒は2月7日にJA営農部農産直販課でインショップの搬入作業や加工品の荷造り、搬送作業を体験。8日はJA白浜苺(いちご)部会磯野功明部会長のハウスを見学し、イチゴの生育や出荷についての質疑応答をした後、柑橘選果施設を見学。最終日の9日はJA直販部会の森富美代さんの自宅に向かい、畑やハウス内で作っている農産物やインショップに出荷するための袋詰め作業を見学しました。生徒は「直接生産者と話をする機会がなかったので、良い経験になりました。普段見ることができない農産物の様子やスーパーに並ぶまでの様子を知ることが出来て良かったです」と感想を話しました。
今後も地元の児童や生徒らの施設見学や職場体験の受け入れを積極的に行い、地域農業への理解促進に貢献できるよう活動していきます。JA農産直販課の岡本久博課長は「次世代を担う子たちが農業に興味を持ってくれたらうれしい。今回の経験を進路に活かして頑張ってほしいです」と話しました。
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