あぐりキッズスクール
JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの開催を予定しています。
熊本市中央区にある熊本大学教育学部附属小学校の1年生36人は7月2日、池亀町の水田5アールで親子田植え体験をしました。JA熊本市営農部営農指導課と西熊本支店が連携し、普段食べている米を身近に感じてもらおうと、食農教育の一環として2018年度から取り組みを始めました。
当日は同課が田植えのやり方を説明。熊本県産オリジナル品種「くまさんの輝き」の苗を児童に手渡し、横一列に並んで苗を植え付けました。児童は親に見守られながら慣れない作業に汗を流し、一生懸命に取り組んでいました。田植え後の感想では「最初は難しかったけど、楽しかったです」「これからどんな感じで成長していくのか楽しみです」など笑顔で話しました。
田植えで余った苗は児童に提供し、バケツ稲を作る計画。JAはバケツ稲の作り方や生育のアドバイスなど指導の協力をしていきます。
水田を管理する西熊本支店古閑誠運営委員長は「今の時代、田植えを経験している子は少ないと思います。毎日食べているお米がどのようにして出来るのか、この体験を通して少しでも感じてもらえたら嬉しいです」と話しました。
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