あぐりキッズスクール
JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの開催を予定しています。
JA熊本市中島みそ加工部は11月11日、熊本市西区の加工所でみそ造り体験を開きました。益城町にある「保育園こころ」の先生と園児25人が麦と大豆、塩を使った昔ながらのみそ造りに挑戦。郷土料理の伝統活動に取り組む「くまもとふるさと食の名人」で、同加工部の戸田陽子部会長ら5人が指導しました。家庭教育学習の一環として、今年で30年目を迎えます。
園児らは麦を蒸した後、こうじ菌を入れる作業と、麦こうじに蒸した大豆と塩を混ぜ、専用の機械ですりつぶす作業を体験しました。
みそは約3カ月寝かせると完成。完成したみそは保育園の給食に使用。園児らにみその味を知ってもらい、消費拡大につなげています。
材料はJA秋津カントリーでとれた大豆を使用し、麦や塩も国産を使用しているため、安全・安心なみそができます。
戸田部会長は「子どもたちと触れ合えるこの活動を毎年楽しみにしています。出来上がったみそを食べて、大豆本来のおいしさを感じてほしいです」と話しました。
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