あぐりキッズスクール
JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの開催を予定しています。
JA熊本市の指導員と行政職員7人が6月中旬、管内のハウストマト79戸で黄化奇形病を調査しました。栽培終了まで徹底した防除をし、次期作への病害虫を防ぐのが目的です。今作2回目の結果は、発病株率2.9%と昨年より少ない結果となりました。
県病害虫防除所は5月下旬、病害虫発生予察情報を出し、県内のタバココナジラミの寄生葉率が平年4.8%と報告しました。同病はタバココナジラミが媒介するトマトやミニトマトのウイルス病や、結実不良につながります。同防除所では、5月に栽培終了後の密閉処理による防除対策を発表しています。
JAでは、毎年、病害虫の増える11月と、栽培終了前の6月の2回調査を行っています。次期作に向けて「出さない対策」を継続して呼び掛けました。栽培終了後に密閉処理を行い、植物体を完全に枯らし、10日以上処理を継続することで、微小害虫を施設内で死滅させます。指導員は「来年に向けて、最初から病害虫を出さないため、各種対策をしていきます」と話しました。 |
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