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  4. 春のアスパラガス出番・JA熊本市高木幸洋さん

あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

春のアスパラガス出番・JA熊本市高木幸洋さん

アスパラを収穫する高木さん
アスパラを収穫する高木さん

 JA熊本市管内では、2月16日よりアスパラガスの出荷が始まった。熊本市東区沼山津地区に住む高木幸洋さん(39)は、JA管内で唯一、アスパラガスを出荷しています。高木さんのハウスには、春芽が静かに収穫の時を待っていました。

 現在、20アールの無加温ハウスで、「グリーンアスパラ」を栽培する高木さん。「今年は暖冬だったため、例年に比べ生育が早い。春芽の出荷も10日ほど早まっています。変動的な気象状況の影響も比較的なく、栽培しやすい年だった」と生育状況を振り返ります。

 春のアスパラガスは前年の夏から秋にかけて、太陽の光をたっぷり浴びてつくられた栄養を蓄え成長します。春はまだ気温が低いため、根に栄養を貯めこんだ太い芽がゆっくりと伸び、甘味の強いアスパラガスが収穫されます。高木さんは「しっかりと生育が進んで、美味しいアスパラが出来上がっている」と太鼓判を押します。

 高木さんがアスパラガス栽培を始めたのは12年前。永年両親が続けていたバラ栽培において、燃料資材高騰の影響や栽培労力等を考え、作業効率を重視しアスパラガス栽培に転向しました。高木さんは「栽培についてはインターネットや栽培本などを活用している。手探りでも、ひとつひとつ自分で考えながら栽培をしていくことは楽しくもある」と、JA管内で唯一アスパラガスを出荷していることを前向きに捉えていました。

 今後3月から4月上旬にかけ春芽の出荷最盛期を迎え、夏芽が10月下旬まで続きます。アスパラガス栽培の他にも、農事組合法人秋津営農組合の組合員として、米・麦・大豆の栽培管理・収穫を行っている高木さん。春の訪れ共に、忙しい1年が始まろうとしています。