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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの開催を予定しています。

正月需要に向けて出荷順調・水前寺セリ

収獲を進める野田さん
収獲を進める野田さん

 阿蘇の伏流水が豊富に湧いている熊本市東区画図地区で、七草がゆの材料で「春の七草」の一つ「水前寺セリ」の出荷が順調に進んでいます。

 品種は「京セリ」で、ひご野菜にも挙げられる「水前寺セリ」の銘柄で名古屋や大阪などに出荷しています。JA熊本市園芸部会水前寺セリ生産部会は12月21日現在、日量30〜40ケース(1ケース・1・6キロ)を連日出荷しており、今後正月需要期の25日から1月7日にかけて需要が集中し、日量60ケースまで増加する見込みです。

 同市東区画図町で15アールを栽培する野田大靖さん(45)の水田では、収穫が急ピッチで進められています。21日は、早朝より水を張った田んぼに足を入れ、根に付いた土を落としながら長さ40センチ前後のセリを丁寧に引き上げていました。収穫後は作業場に持ち込み、手作業で選別をして、新芽と枝2本を1束にして出荷します。「暖冬の影響で成長が早まり、栄養過多で出荷出来ない芽が出やすい傾向にある」と栽培面での苦労を振り返りつつ、「品質は申し分ない出来。年末年始の需要に対応できるように、収穫を進めたい」と話しました。

 同部会は生産者5戸が約80アールで栽培します。年々高齢化や担い手不足が深刻さを増しているが、新たな節目を祝う食卓に彩りを添える『水前寺セリ』栽培に誇りを持って、栽培を続けています。豊富な湧水で栽培される同部会のセリは、あくが少なく、シャキシャキとした歯ごたえが魅力だといいます。今後、部会は4月いっぱいまで出荷を続け、約7000ケースの出荷を計画します。