あぐりキッズスクール
JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの開催を予定しています。
JA熊本市白浜苺部会では、2018年産イチゴの出荷が、11月22日から始まっています。主力品目である新品種「ゆうべに」を始め、「恋みのり」や「さがほのか」を同市西区河内町の白浜集荷場から関東・関西・九州に向け送り出しています。
12月18日現在、一番果のピークを迎えており、日量2000ケースを出荷しています。6月まで続き、出荷数量120万パック(1パック・250グラム)、販売高4億円を計画します。
中川秀信副部会長のハウスでは、たわわに実った芳醇なイチゴ「ゆうべに」が収穫の時を待っていました。中川副部会長は「今年は10月以降の気温が高く、生育の進捗に合わせた栽培管理が難しい」と話し、二番果以降の安定出荷に向けて、丁寧な摘果・適房を徹底していました。
今年産は、適期の育苗スケジュール及び肥培管理マニュアル厳守による苗育成などの栽培管理の徹底により、順調に生育。花の大きさ、果数共に充実し、大玉傾向で高品質に仕上がっています。また、部会の生産者17戸全員が天敵を導入し、樹勢の維持による収量確保と減農薬栽培に成功しています。
中川副部会長は「今後クリスマスや年末年始の需要期に向けて、しっかり出荷していきたい」と意気込みを話しました。 |
イチゴ「ゆうべに」の手入れをする中川副部会長 |
|
|