あぐりキッズスクール
JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの開催を予定しています。
熊本市西区河内町のJA熊本市芳野支店梅選果場で、「南高」梅が出荷最盛期を迎えています。連日、生産者がほんのりと紅色に色付いた「南高」梅を出荷しています。5日は、1.6トンが出荷されました。
同JA芳野梅部会が出荷する2017年産の「南高」梅は、現在のところ中玉・大玉傾向で推移しています。収量は減少傾向で、総出荷量18トン(前年比90%)を見込んでいます。出荷は6月中旬まで続く予定です。
ミネラルやカルシウム、鉄分を多く含む梅は、昔から夏バテ予防食品として親しまれています。特に「南高」梅は、香り高く、実が肉厚で柔らかいため、他の梅に比べて加工がしやすいです。近年では、梅ジャムや梅酒など様々な加工品として需要がある品種です。
20年間梅の選果・加工に携わっている早川さつよさん(69)は、「夏に多くなる食中毒や食欲不振には梅が最適。私は梅を食べているから夏バテになったことはなく、消費者にも梅を食べて夏を乗り切ってもらいたい」と話していました。。
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早川さん手作りの「南高」梅ジャム |
順調に出荷が進んでいる「南高」(内田副部会長) |
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