あぐりキッズスクール
JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの開催を予定しています。
JA熊本市湖東支店女性部味噌クラブは11月27日、熊本市立秋津小学校3年生の児童らと味噌づくり体験を行いました。地元の秋津産大豆「フクユタカ」と麦を使い、同支店内にある味噌加工所「美素工房」で作りました。味噌は1月末に児童らに配布し、味わってもらいます。
児童89人は、味噌クラブの女性部員の指導のもと、麦と麹を混ぜる作業や大豆とあめ(大豆を煮た汁)を混ぜる作業を行いました。児童らは「美味しくなぁれ」と掛け声に合わせて楽しそうに作業に取り組みました。麦40キロ、大豆20キロ、塩10キロを使用し、約70キロの味噌を作りました。
味噌作りは初めてという児童は「麹や大豆、塩や麦など手で混ぜたので、様々な感触があって面白かった。完成した味噌は、お母さんと一緒に味噌汁にして食べたい」と話しました。
「私たちのお味噌をよろしくお願いいたします」と児童らは作った味噌を預け、出来上がりを楽しみに待ちます。
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こうじと煮た大豆を混ぜ合わせます |
麦と麹菌を混ぜ合わせる作業 |
2〜3ヶ月で出来上がり |
JA熊本市湖東支店内にある「美素工房」で味噌づくり |
麦と麹菌を混ぜたものを一定の温度で1日ねかせます |
1日ねかせたこうじをほぐす作業 |
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