あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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アリウム出荷開始・JA熊本市西部花卉部会

 全国でも有数のアリウム産地であるJA熊本市西部花卉(かき)部会が栽培するアリウムの出荷がスタートしました。12月19日は「クレイジービーンズ」「ブルーパフューム」が9箱出揃い、関東・関西地方に向けて出荷。出荷は6月上旬まで行い、総出荷55万本を目指します。
 2020年産も例年同様に生育は順調。品種を調整することで6月までの長期出荷を予定しています。今後は、2月上旬から「グリーンベリー」、中旬から「踊る丹頂」、4月下旬から「サマースプラッシュ」を出荷する予定です。
 フラワーアレンジや花束にアクセントを加える花として年々人気を高めつつあるアリウムは、花茎に独特の曲がりをつける特殊な栽培技術が求められます。
 同部会は、5人の生産者が約1.3ヘクタールで約8品目を栽培。毎月1回の現地検討会や栽培講習会を通して、品質向上に取り組む他、部会のブランド確立に向けて新商品の提案も積極的に行っています。市場や関係機関と連携しながら、有利販売に努めます。松崎武司部会長は「コロナの影響で先は見通せないが、目の前の作業を一生懸命やる。品質だけは落とさないよう品質管理を徹底して栽培していきます」と意気込みを話しました。


県内唯一の「エースピーマン」出荷順調・JA熊本市東部ピーマン部会

 JA熊本市東部ピーマン部会は11月11日から始まった「エースピーマン」の出荷が順調です。JA東部支店の集荷場には連日、生産者が「エースピーマン」を持ち込んでいます。12月23日現在、日量約300〜500コンテナ(1コンテナ30キロ)を出荷しており、翌年7月上旬まで続き、販売実績1億円、出荷総数26万キロを目指します。
 同市東区鹿帰瀬町の城政勝部会長のハウスでは、10月16日に定植したエースピーマンが順調に生育していました。城部会長は「20年産は日中の温度が高かったため、湿度や水管理が難しかったが、管理を徹底した結果、高品質で色、形申し分ないピーマンができている」と自信をのぞかせました。
 県内唯一のエースピーマン生産地である同部会では、13人の生産者が3.1ヘクタールで栽培。全部会員が農薬低減のための天敵導入栽培を実施し、低コスト・減農薬栽培を徹底。生産者自ら小学生にピーマンについて授業を行ったり、食農教育活動にも力を入れています。肉厚で苦みがないエースピーマンを使ったレシピを新たに考案するなど、エースピーマンの消費拡大に向けた取り組みを行っています。


農産物販売会中止のお知らせ


組合員・利用者の皆さまへ

令和2年12月23日
熊本市農業協同組合

 

農産物販売会中止のお知らせ


 標記の件につきまして、JA熊本市本店で12月26日(土)に開催予定の農産物販売会は新型コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、中止することに致しました。
 当日ご来場予定のお客様には大変申し訳ありませんが、何卒ご理解とご了承の程、よろしくお願い申し上げます。

 

春の七草「水前寺セリ」出荷順調・JA熊本市園芸部会水前寺セリ生産部会

 熊本市東区画図地区で、春の七草の筆頭に挙げられる「水前寺セリ」の収穫・出荷が順調に進んでいます。
 品種は「京セリ」。ひご野菜にも挙げられる「水前寺セリ」の銘柄で名古屋や大阪などに出荷しています。JA熊本市園芸部会水前寺セリ生産部会は12月9日現在、日量約40ケース(1ケース/1.6キロ)を連日出荷しており、今後正月需要期の25日から1月7日にかけて需要が集中し、日量60ケースまで増加する見込みです。
 同地区で18アールを栽培する山田貴宏さん(54)は、早朝より水を張った田んぼに足を入れ、根に付いた土を落としながら長さ40〜45センチ前後のセリを丁寧に引き上げていました。収穫後は作業場に持ち込み、手作業で選別をして、新芽と枝2本を1束にして出荷します。山田さんは「今年は高温が続いたため、生育が早かったですが、今のところ順調に進んでいます。去年より収量も採れていて、高品質でおいしいセリができています。今からの需要期に安定出荷していきたいです」と話しました。


カラー出荷順調・最盛期に向けて準備・JA熊本市御幸カラー部会

 熊本市の御幸地区では、豊富な地下水で育ったカラーが11月11日より出荷がはじまりました。12月9日現在、日量1000本前後を週2回、主に関東方面に向けて出荷しています。出荷は5月上旬まで続き、計10万本の出荷を計画しています。
 部会員らは、運び込んだカラーを長さ、大きさに分けて1束ずつ丁寧に選別し、苞が白い「ウェディングマーチ」と熊本県の育成品種「ホワイトトーチ」、苞が緑色の「グリーンカラー」、「レモングリーン」の4種を出荷します。
 2020年産について、園田重信部会長は「高温により、全体的に本数が少なく、生育が遅れていますが、花の色や形は平年並みで高品質なものができています」と話しました。
 同部会は3人の生産者が60アールで栽培しており、収穫から花の選別、箱詰めまで全て生産者が手作業で行っています。今後は3月から出荷最盛期に入り、最大で日量4000本の出荷日量となる見込みです。