あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

トピックス - トピックス

大玉トマト「麗容」出荷最盛期を迎える・JA熊本市トマト部会

 JA熊本市トマト部会で、大玉トマト「麗容」出荷が最盛期を迎えました。4月28日時点で日量6000ケース(1ケース・4キロ)を関東・関西方面に出荷。6月下旬まで続き、総出荷量3500トン、販売金額10億円を見込みます。
 2021年産は3月、4月の高温と日照で好天に恵まれ、着果・果実肥大共に良好なできとなっています。
 同部会は生産農家43戸が約21ヘクタールで栽培。全部会員がハウス内高温と強い日差しによりトマトが黄化するのを防ぐため、遮光カーテンを導入して対策をしています。こまめな温度管理や栽培管理を徹底し、品質向上を目標に掲げています。今年は、販促用のくまモンレシピ配布や熊本フェアを量販店で実施するなど、定期的に消費者にトマトの魅力をPRしていきます。
 営農指導員は「出荷量、販売金額等満足できるよう生産に取り組みたいです。消費地に高品質なものを届けられるよう指導していきます」と話しました。


キャベツ出荷最盛期を迎える・JA熊本市キャベツ部会

 JA熊本市キャベツ部会が生産するキャベツの荷受けがJA城山支店で行われています。現在、春キャベツ「春ごろも」4割、中生キャベツ「若夏」6割で、日量1000〜1500ケース(1ケース/10キロ)を出荷しています。5月中旬まで続き、総出荷量10万ケースを目指します。
 2021年産は、好天の影響で生育が進み、例年よりも10〜12日ほど出荷が早くなりました。例年同様高品質な仕上がりとなっています。
 部会では部会員の知識向上と出荷規格の統一を目的に毎年3月末に出荷査定会を開いています。今年度はコロナの影響で中止となっているが個人での選別の強化を図っています。
 営農指導員は「消費者が安心して食べられるキャベツを作れるように生産管理指導を徹底していきたい」と話しました。


ハナショウブ初出荷・JA熊本市出水支店花卉部会

 熊本市江津湖水系の豊富な湧水で育つハナショウブが、4月19日初出荷を迎えました。初出荷には、5ケース(1ケース花100本・葉250枚)が出揃い、関東中心に全国へ出荷しました。6月上旬まで出荷が続き、最大で日量約60ケースとなる見込みです。
 同日、JA出水支店で2021年産の規格査定会を開きました。部会員2人が、早朝から持ち寄ったハナショウブの長さと重量を計測し、出荷規格や等級を確認しました。色は薄紫と濃紫で、長さ・重量によって特・秀・優の3段階に階級を分けて出荷します。
 部会4人で構成する同部会は農家2人が、「オクラレルカ」「シマガマ」「ローソクガマ」「シマフトイ」を無加温ハウス1ヘクタールで栽培しています。
 2021年産は好天の影響で生育が前進し、連年より出荷が前倒しとなりましたが、重量・長さ共に例年通り順調に生育しています。田畑一之部会長は「コロナが今年もまだ終息が見えず、県外へ出荷する分のキャンセル等厳しい状況が続いています。花に触れる機会がない人にも自宅に飾ったり、プレゼントで贈ったりするなどをして旬を楽しんでほしいです」と話しました。


タマネギ最盛期目前・収穫繁忙期・JA熊本市玉葱部会

 JA熊本市玉葱部会は、タマネギの最盛期を目前に、収穫繁忙期を迎えています。熊本市西区の中島集荷場では、日量1500ケース(1ケース・10キロ)を連日出荷。大型連休にかけて更に出荷数が増加する見込みです。部会は生産者8戸が約8ヘクタールを作付け。出荷は6月末まで続き、総出荷量600トン、販売高5500万円を目指します。
 2021年産は、年末や年明けの暖冬、好天により生育が前進。出荷時期が例年よりも早まりました。収量は平年並みで、みずみずしく柔らかい高品質なものができています。
 同部会では全員がエコファーマーを取得。農薬を減らし、有機質の肥料を使用しているため、良質なタマネギに仕上がっています。
 出口博敏部会長の圃場でも収穫時期を迎えたタマネギが並んでいました。1.7ヘクタールの圃場に8品種のタマネギを植えています。4月15日は、品種「レクスター」を収穫していました。出口部会長は「今年もおいしいタマネギができています。今が旬の春タマネギをたくさんたくさん食べて欲しいです」と話しました。


レイシ出荷スタート・「ゴーヤの日」に向け出荷増加・JA熊本市レイシ部会

 JA熊本市管内では、4月9日よりハウス栽培のレイシの出荷がスタートしました。品種は「えらぶ」。熊本市南区会富町のJA広域野菜選果施設での初選果には、885ケース(3キロ/1ケース)が出揃い、関東、関西、中京中心に全国へ出荷しました。5月中旬から6月上旬に出荷最盛期を迎え、6月末まで続きます。5月の大型連休や5月8日の「ゴーヤの日」に合わせて出荷数量が増える見込み。総出荷量9万ケース、販売金額1億円を目指します。
 2021年産は、3月の好天が続いたため生育が進み、例年より早めの出荷スタートを切りました。真っすぐでボリュームがあり、品質良好です。
 JA熊本市レイシ部会は生産農家22戸が約6ヘクタールで栽培しています。夏場の需要期を目前に控え、スーパーにレシピ等を作成して、消費地に熊本市産のレイシをPRする取り組みを行う予定です。緒方敏基部会長は「今年も生育順調で大きさ、品質申し分ないでき。今が旬のレイシをたくさん食べてほしいです」と話しました。