あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

トピックス - トピックス

トマト「麗容」初出荷・品質良好・JA熊本市トマト部会

 熊本市南区会富町のJA熊本市野菜選果施設では、トマト「麗容」の出荷が始まりました。初出荷の9月17日には、147コンテナ(1コンテナ12キロ)が出揃い、関東、関西方面に出荷しました。

JAトマト部会は、生産農家42戸が19ヘクタールで作付け。翌年6月下旬まで続き、総出荷量3000トン、販売金額10億円を目指します。

2021年産は、8、9月の高温、乾燥によりトマトの裂皮、奇形果が多々見られたが、現在は落ち着いています。品質良好で、出荷量も増加傾向にあります。

部会は、高温対策として、細霧装置や遮光カーテンを取り入れ、こまめな温度管理や栽培管理を徹底しています。選果場の指導員は「コロナ禍の影響で恒例の試食宣伝会を控えていますが、市場や卸売業者と積極的にリモート会議を開き、有利販売に努めたい」と話しました。



ナス「PC筑陽」出荷開始・JA熊本市茄子部会

 全国有数のナス生産地であるJA熊本市管内で、夢未来ブランド「でこなす」の出荷が始まりました。初出荷の9月17日には500箱(1箱4キロ)と91箱(1箱8キロ)のナスが出揃い、全国へ厳選出荷しました。翌年6月下旬まで続き、5月の大型連休には日量90トンまで増える見込みです。

 JA茄子(なす)部会は、167戸が約76ヘクタールで作付け。総出荷量1万3000トン、販売金額45億円以上を目指します。

品種は9割が「PC筑陽」。交配不要で、とげがなく、作業効率向上や労力削減に繋がっています。

 2021年産は、9月の高温の影響で、ブク果と曲がりが多少見られましたが、収量は例年以上に採れています。

 同部会の8割が天敵のスワルスキーカブリダニとタバコカスミカメを、同時に放飼する防除に取り組んでいます。また、定期的に講習会や現地検討会を開き、情報提供をしながら栽培技術、所得向上につなげます。


新型コロナウイルス感染者発生に伴う御幸支店の営業停止について

画像が見えにくい場合は、下記のPDFデータをご確認ください。


添付ファイル

「乙畠そば」限定200箱・販売開始

 熊本市南区畠口町の乙畠営農組合は、水稲作付け前の水田の有効利用と地域活性化を目的として、組合員68人が春ソバ「春のいぶき」を栽培しています。8月7日から、春ソバで作ったオリジナル乾麺「乙畠そば」を限定200箱で販売開始しました。JA熊本市飽田購買センターで購入できます。
 6月上旬に収穫したソバ2300キロを乾燥調整施設で集荷、乾燥後、市内の製粉・製麺加工業者に製造を委託。香り豊かなソバに仕上がっています。同組合の岡村泰典組合長は「今年も香り豊かで、喉ごしや食感が味わえる品となりました。期間限定の乙畠そばを是非味わってほしいです」と話しました。
 「乙畠そば」は、「手延べそば」と、同地区で生産された一番摘みの乾海苔を同封しています。1箱8袋(1袋180グラム)で2500円。問い合わせは、JA飽田購買センター、電話096(227)1389。


ジャンボタニシ駆除・JA熊本市女性部川尻支部

 JA熊本市管内の川尻地区の水田では、稲を食い荒らす外来種のスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)による被害が抑えられています。
 同地区では水稲の苗を食い荒らすジャンボタニシが大量発生したことから、JA女性部川尻支部が駆除活動を計画し、6年前から取り組んでいます。以降、地域貢献活動として毎年実施しており、今年は6月下旬の2日間作業をしました。
 熊本市内では5月中旬から6月中旬にかけて田植えをする。田植え後にジャンボタニシが卵を産み付ける為、駆除に効果的な6月に実施している。
 支部員13人が、田んぼの四隅に生息していたジャンボタニシをくわでかき集め、貝は殺処分し、卵塊はつぶして駆除した。卵には毒があり、貝には寄生虫がいる可能性があるため、素手で触らないよう注意しながら作業に取り組みました。
 吉岡美智代支部長は「この活動で少しでも地域に貢献できたらうれしいです。今後も現場の声を聞き、対応できることには積極的に取り組んでいきたい」と話しました。