あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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市内の小学生に「夢未来」ミカン贈呈 JA熊本市柑橘部会

 JA熊本市柑橘(かんきつ)部会青年部と女性部は11月4日、熊本市内の小学校20校へ地元のブランドミカン「夢未来ミカン」を贈呈しました。
 市内の小学校を対象にJA柑橘選果場の見学を受け入れていましたが、ここ数年コロナ感染拡大防止のため中止。見学ができなかった小学校の中から抽選で20校に地元農産物を知ってもらおうと、「夢未来ミカン」と資料を手渡しました。
 同部会の宮本久美女性部長ら3人は、熊本市立慶徳小学校を訪問。ミカンを贈呈後は児童から「夢未来という名前の由来は」「1年中ミカンを作っているのか」などの質問に答えました。
 宮本女性部長は「私たちが丹精込めて作ったおいしいミカンを届けに来ました。夢未来ミカンは安全安心で栄養たっぷりです。たくさん食べて夢未来の名前を憶えてほしいです」と話しました。


林修先生と学ぶみんなの食料安全保障

上記画像が見にくい場合は下記PDFデータをご覧ください。

添付ファイル

高校生職場体験 JAを学び将来に活かす

 JA熊本市はビジネスインターンシップ研修として、県立熊本農業高校2年生16人を3日間受け入れました。実際の職場で職業体験をすることでJAの事業内容を学び、将来の仕事に対する意識を高めて今後の進路の指針に役立ててもらうことが目的です。

同高校の生徒は野菜選果施設、北部選果施設、柑橘選果施設の三つの施設に分かれて、圃場(ほじょう)視察や農産物の荷受けと選果作業を体験しました。北部選果場でスイカの荷受けを担当した生徒は「毎日、こんな重いスイカを何玉も運んでいることに驚きました。研修を通して農家さんの苦労が知れてよかったです」と話しました。

今後もJAでは、積極的に職場体験や職場見学の受け入れを実施し、農業に理解を深める場を提供していきます。



ミニトマト出番 JA熊本市ミニトマト部会

 熊本市南区会富町のJA野菜選果施設では9月15日から始まったミニトマト「千果」の出荷が順調に進んでいます。10月12日は日量300ケース(1ケース3キロ)を関東、近畿を中心に出荷。2022年産は高温と日照で順調に生育。病気もなく、着果、果実肥大良好で高品質なものができています。

 JAミニトマト部会は部会員8人が6.3ヘクタールを作付け。県版農業生産工程管理(GAP)の認証を継続して得ており、堆肥を主体にした土作りや防虫ネット、粘着シートを利用した減農薬栽培など安全安心に配慮した生産管理を徹底しています。

 出荷は翌年6月まで続き、総出荷量760トンを目指します。営農指導員は「生育が順調で品質も良いです。出荷終了まで高品質を維持できるよう、生産者と協力して出荷を進めていきます」と話しました。



大玉スイカ出荷順調 JA熊本市北部園芸部会

 JA熊本市北部選果場で10月1日から、2022年産秋期大玉スイカの選果が始まりました。品種は「羅王」と「三男坊」。12日時点で日量15トンを関東中心に出荷しています。近年、秋期での供給端境や気温高による需要の増加が見られることから10月から11月下旬まで400トンを計画。年々増加する生産面積に伴い選果機器の利用による品質の均一化を図ります。

2022年産は播種期から交配期に高温継続による影響が心配されましたが、玉肥大は非常に良く順調に推移しています。台風14号の被害も少ないです。出荷前にはJAの担当者が現地に出向き生産農家と内容を確認し平準化した出荷を行う体制を整えています。今後部会では病害虫対策等に徹底し、11月から来春に向けた準備期間に入ります。

北東営農センターで販売担当の尾方健さん(43)は「熊本県は西瓜生産量有数産地になります。秋果実が多い中で限られた需要に対し10月から6月まで谷間の少ない供給が持続可能となる様に県内産地と共に更なる産地確立に努めたいです」と話しました。