あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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目標必達に向けて意思統一 JA熊本市渉外担当者決起大会を開く

 JA熊本市は4月19日、熊本市中央区のANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイで2024年度渉外担当者決起大会を開きました。金融・共済渉外担当者、JA役職員ら73人が参加し、本年度の事業の目標達成に向けて全役職員が意思を統一しました。
 野原泰夫組合長は「不安や戸惑いも多くあると思うが、組合員のために自信を持って活動していただきたい。日々の積み重ねの中に大きな成果が生まれるものと確信する。今年度も職員一丸となって頑張っていこう」と激励のあいさつしました。
 金融、共済部長から事業目標についての説明の後、渉外担当者を代表して金融部門から古上恵一朗さん(南部支店)、共済部門から馬場美貴さん(小山戸島支店)が体験発表を行い、前田昂太さん(飽田支店)が野原組合長の前で決意を表明。渉外担当者は事業目標の早期必達を目指し、「ガンバロー三唱」で意欲高揚、意思の統一を行いました。
 


連携強化で農業振興に努める JA熊本市青壮年部通常総会

JA熊本市青壮年部は4月18日、熊本市中央区で2023年度通常総会を開きました。行政、同青壮年部部員、JA役職員ら約40人が出席。23年度の事業報告と24年度の事業計画の2議案が承認されました。
 総会ではJA野原泰夫組合長が「燃油価格・農業用生産資材等の価格高騰・高止まりが長期化しており、農業者にとって厳しい現状が続いているが、青壮年盟友の仲間と相互扶助の精神で助け合い、JAとともに地域を盛り立て、農業振興に努めていこう」と挨拶。本年度基本方針として(1)JA青壮年部組織の活性化に向けた取り組み(2)JA組織・事業・運営についての学習活動を通じたJA運営への参画促進(3)消費者に対する「食の安全・安心」「国消国産」への理解促進対策(4)「日本農業新聞」「地上」などの学習資材の普及・活用(5)農政活動計画(6)「熊本県域JA構想」の検討項目の棚卸と方向性の協議・整理の6つの柱を掲げ、具体策を協議しました。
 田上部長は「生産資材等が価格高騰している中、農畜産物の価格転嫁が進まずにいる。この苦境の中、次世代を担う青壮年部組織の役割は重要性を増しており、JAグループや行政等と連携しながら熊本の農業を盛り上げていきたい」と話しました。


地元の保育園と病院へ「肥後のでこなす」贈呈 JA熊本市茄子

 JA熊本市茄子(なす)部会は飽田地区、天明地区、西部地区の保育園16カ所とあきた病院に「肥後のでこなす」37ケース(1ケース4キロ)とナス料理を載せた冊子を贈りました。4月17日の「なすび記念日」に合わせた取り組みで、記念日の周知とJAオリジナルブランド「夢未来」の認知度向上、消費拡大を目的に、毎年贈呈しています。
 保育園を訪れたJA営農指導員の担当者2人は2ケース(同)を児童に手渡し、重たいナスの箱を受け取った児童は「家に帰って食べるのが楽しみ。ありがとうございます」と喜びの声を上げました。
営農指導員は「地域の人たちとの交流を深めるためにも、今後もこの活動は続けていく。美味しくて栄養豊富なナスをたくさん食べてほしい」と話しました。



熊本市長と対談 青壮年部員の要望伝える

 JA熊本市、鹿本、熊本うきの青壮年部は3月下旬、熊本市中央区のKKRホテル熊本で大西一史熊本市長との対話集会を開きました。各地区の青壮年部員、JA職員、市から46人が参加。青壮年部から市に要望や質問を投げかけ、農業分野を軸としながらも市政全般に渡り活発に意見を交わしました。
 青壮年部は原油価格、物価高騰への対策、鳥獣被害の防止対策、補助事業についてなど農業者が抱える課題の提起や農業政策の要請を行うと同時に、市政や農業政策への理解を深めました。
 大西市長は「農水産業は、熊本の地域経済の中で重要な役割を担っている。皆さんと一緒になって、熊本市の農業をさらに発展させていきたい」とし、「今回頂いた意見や要望も踏まえながら検討していく」と述べました。
 JA熊本市青壮年部田上栄太郎部長は「今回は各支部から忌憚のない意見や要望を集めた。中、長期的に見ても課題が山積しているが、熊本市と連携しながら熊本の農業を盛り上げていきたい」と話しました。



小玉スイカ出荷スタート JA熊本市東部園芸部会

 JA熊本市東部集荷場では3月30日から小玉スイカの出荷がスタートしています。品種は「ひとりじめ」と「スウィートキッズ」。初出荷日には約90玉が出揃いました。4月3日時点で日量2000玉を出荷。6月中旬まで続き、総出荷数量2万5000玉、販売金額6000万円を目指します。
 JA熊本市東部園芸部会で生産者11人が栽培する小玉スイカは、冷蔵庫に丸ごと入る手頃な大きさと、大玉スイカに近いシャリシャリ感が特徴。営農指導員が適宜糖度検査をして糖度12度以上のものを出荷しています。
 2024年産は1、2月の寒さや曇天で生育が遅れ小玉傾向にあるが、3月からの天候回復により、今後収穫する小玉スイカについては期待できます。
 営農指導員は「家族形態の多様化により、食べきりサイズのスイカとして需要が増えている。たくさんの人に食べてほしい」と話しました。