あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

トピックス - トピックス

地域特産の小玉スイカを宣伝 JA熊本市東部スイカ部会

 熊本市東区戸島地区で3月17日、ABC朝日放送の番組「旅サラダ」の撮影がありました。JA熊本市東部スイカ部会の松野静一部会長が出演し、地域特産の小玉スイカを紹介しました。
 番組内のコーナー「日本縦断コレうまの旅」は全国各地で聞き込みをしながらおいしい物を探して紹介する番組。同コーナーに出演する東留伽アナウンサーが松野部会長のハウスを訪れ、生産現場を見学。小玉スイカの栽培方法や特徴、味などを説明した後、小玉スイカを試食しておいしさを確かめました。
 同部会は生産農家5戸が品種「スウィートキッズ」「ひとりじめ」を中心に無加温ハウスで栽培しています。現時点で日量65ケース(1ケース約8キロ)を関東中心に出荷。5月に出荷最盛期を迎え、日量300ケース(同)まで増える見込みです。
 この日の収録は4月上旬に放送予定。同部会の松野部会長は「小玉スイカは家庭用サイズとして需要が増えています。地域特産の小玉スイカをたくさんの人に食べてもらいたいです」と話しました。


手作りみそを小学校へ贈呈 JA熊本市女性部供合支部

 JA熊本市女性部供合支部は3月16日、熊本市東区にある熊本市立託麻北小学校の3年生約90人に手作りみそ68キロを贈呈しました。同支部は食農教育の一環として、毎年11月にみそ造り体験を開いています。自分たちで作ったみそを味わってもらい、地産地消と農業の理解を深めてもらうのが目的です。
 当日は同支部の瀬上カチ子支部長をはじめ5人が同小学校を訪れ、3クラスに60キロ(1クラス20キロ)と学校給食に使う8キロを児童に手渡しました。その後、児童らは渡されたみそ樽の重さを知るため、ひとりひとりみそ樽を持ち上げてみる体験を行い、20キロの重さに驚いていました。児童からは「11月にみそ造り体験をしてからできあがるのを楽しみにしていました。どんな味なのか早く食べてみたい」と笑顔を見せました。
 瀬上カチ子支部長は「私たちも毎年活動を続けて、子どもたちの喜ぶ顔が見られてとても嬉しいです。無添加で作られたみそだから体にも良い。色んな料理に使ってたくさん食べてほしいです」と話しました。


副知事に「エースピーマン」贈呈 現場からの声を届ける JA熊本市東部ピーマン部会

 JA熊本市東部ピーマン部会は3月9日、熊本県の木村敬副知事に品種「エースピーマン」20キロの贈呈とハウスの視察会を開きました。木村副知事に生産現場からの要望を伝え、行政と連携しながら販売強化していく方針です。
 視察会には中村豊進部会長をはじめ、部会員、JA職員らが対応し、食味や特長、生産過程などを説明。視察会後に中村部会長から木村副知事に「エースピーマン」を手渡しました。木村副知事は「香りが良く、肉厚で苦みが少ない。他とはひと味違うピーマンを応援していきたいです」と太鼓判を押しました。
 県内唯一の「エースピーマン」生産地である同部会では、17人の生産者が4ヘクタールで作付け。9日時点で700ケース(1ケース4キロ)を週3回出荷。5月から出荷最盛期に入り、週6回、日量1000ケースまで増える見込みです。
 中村部会長は「消費地に高品質でおいしいピーマンを届けたいです。消費拡大を目指して、部会一丸となって取り組んでいきます」と話しました。


市場担当者と連携 販売力強化目指す JA熊本市春夏瓜類、春野菜生産圃場視察会

 JA熊本市は3月8日、関東から中四国までの主要取引市場14人を産地に招き、春夏瓜類、春野菜の生産圃場(ほじょう)視察会を3年ぶりに開きました。JAオリジナルブランド「夢未来」農産物の消費拡大と販売力強化を目指し、市場担当者との連携強化に努めます。
 同日はJA管内で栽培する大玉スイカ、イチゴ、トマト類、ナスの圃場を視察し、JAの担当職員が出荷規格や品種について説明。4月下旬から始まる出荷最盛期を前に農産物の生育状況や消費地需要について意見を交換しました。参加者からは「反当たりの収量はどのくらいか」「去年と比べての出荷量、生育はどう違うか」など様々な質問が飛び交いました。
 JAは同視察会を約10年前から続けています。データだけではなく、実際の生産現場を見てもらい産地側からの積極的な意見、要望を提供し、有利販売につなげています。
 営農販売課の原田直樹さん(40)は「農業所得向上のためにも、生産現場の情報や意見を市場に伝え、今後も密な連携を続けていきます」と話しました。
 


カラー出荷最盛期 JA熊本市御幸カラー部会

 熊本市御幸地区では、カラーの出荷が最盛期を迎えています。2月22日時点で日量3000〜3500本を週3回、関東、関西中心に出荷。今年はジャンボタニシの被害が多少あるものの、収量、品質は例年並みのできとなってます。去年よりも高単価で推移しており、5月上旬まで総出荷量約9万本を計画しています。
 JA熊本市御幸カラー部会は2人の生産者が37アールで栽培。収穫から花の選別、箱詰めまで全て生産者が手作業で行っています。運び込んだカラーを長さ、大きさに分けて1束ずつ丁寧に選別し、苞が白い「ウェディングマーチ」と熊本県の育成品種「ホワイトトーチ」、苞が緑色の「グリーンカラー」、「レモングリーン」の4種を出荷します。
 同部会の園田重信部会長は「今まで花が1番長い90cmサイズが人気だったが、50〜70cmの需要が出てきました。元々カラーは冠婚葬祭用で多く使われていましたが、コロナの影響で家庭用の小さいサイズの需要が増えてきました。消費者の需要に合わせて出荷対応していきたいです」と話しました。