あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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新入職員現場研修 農業の理解を深める

 JA熊本市は4月3日、2023年度入組した職員を対象に現場研修を開きました。新入職員15人は熊本市南区合富町の野菜選果施設で野菜の選果作業を体験しました。JA職員としての自覚を高め、農業の理解を深めることを目的に毎年実施しています。
 職員は朝からナスとミニトマトの箱詰め、トマトのパック詰めの3班に分かれ、選果基準や野菜が荷受けされてから出荷されるまでの流れを学びました。
研修を受けた職員は「1日にたくさんの野菜が選果されていることに驚いた。スーパーなどで商品として売られている姿しか見てこなかったため、実際の流れを知ることが出来て良かった」と話しました。
 人事課の前田茂尚課長は「人材育成を含め様々な知識を習得してもらおうと企画した。研修を通じて1つでも多くの知識を吸収し、現場で力を発揮していただきたい」と話しました。




大玉スイカ出荷スタート JA熊本市北部園芸部会

 JA熊本市北部選果施設では、3月27日から大玉スイカの出荷がスタートしています。品種は「春のだんらん」で初出荷日には約400玉を関東、関西中心に出荷ました。4月3日時点で日量3000玉を出荷しており、4月下旬から5月の大型連休にかけて出荷最盛期を迎え、日量2万玉まで増える見込みです。その後6月下旬まで続き、総出荷量60万玉を目指します。
 2023年度は1月と2月の寒波が影響し、やや生育後退でのスタートとなりました。しかし、3月以降の天候は回復し、品質、収量ともに増加傾向にあります。
 JA北部園芸部会では生産者150人が110ヘクタールで作付けしています。週1回、役員により査定会を開き、スイカの生育や販売状況を確認しています。状況に合わせて、安定した高品質出荷に努めます。
 北東営農センターの尾方健販売係長は「例年にない天候で生産者は大変苦労している。少しでも農家に還元できるよう、有利販売に努める」と話しました。




春ソバ「春のいぶき」種まき JA熊本市乙畠営農組合

 JA熊本市乙畠営農組合は4月1日、熊本市南区畠口町の乙畠地区の畑で春ソバの播種に取り組みmました。同組合では、水田の有効利用と地域活性化を目的に春ソバ「春のいぶき」を栽培しています。
 当日はオペレーター7人で専用のトラクター4台を使い、畑4.7ヘクタールに春ソバの種360キロを播きました。5月中旬には花が咲き、6月上旬に収穫する計画です。収穫された春ソバは、玄ソバとして製粉業者に販売する他、一部乾麺に加工し、「乙畠そば」として限定200個を各支店で販売します。
 坂口一也組合長は「毎年天候によって出来が左右されるため、栽培が難しい。今後の天気を見ながら栽培管理をしていきたい」と話しました。
 


決意新たに新入職員15人を迎える JA熊本市入組式

 JA熊本市は4月1日、2023年度入組式を同市中央区南熊本にある本店で開きました。新入職員15人は決意を新たに、社会人、JA職員としての一歩を踏み出しました。
野原泰夫組合長は「JA熊本市という組織の一員であるという自覚と誇りを持って、仕事に取り組んでほしい。上司や先輩職員からの言葉に真摯に向き合い、日々成長していってほしい」と激励し、一人一人に辞令を手渡しました。
 新入職員を代表し、営農部営農指導課配属の揚村彩加さん(22)が「組合員、地域住民などさまざまな方への感謝の気持ちを胸に地域農業に貢献できる職員を目指し、1日も早く仕事を覚えるため、日々努力することを誓います」と誓いの言葉を述べました。
 新入職員らは内部研修でJAの組織や事業内容について学んだ後、それぞれの配属先で業務を始めます。


退職者に辞令を交付 新たな門出を祝う

 JA熊本市は3月31日、退職者辞令交付式を熊本市中央区の本店で開きました。役職員25人が出席し、門出の日を迎えた退職者を祝福しました。
 野原泰夫組合長が1人ひとりに辞令を手渡し、一人ひとりに長年に渡る勤務に対する労いと感謝の辞が述べられました。
 野原組合長が「春は別れの季節。寂しくなるが、本日退職の皆さんにはJAの発展のために尽力いただいた。体に留意して、今後の人生を歩んでほしい」と皆さまの功績を称えて話しました。
 式後は本店玄関前で、退職者と役職員の記念撮影を行いました。