あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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出荷日決定スイカ始まる 大玉スイカ査定会開く

 JA熊本市園芸部会北部支部は3月24日、北部選果施設で2023年産大玉スイカの査定会を開きました。初出荷を27日に決め、初出荷には約400玉が出揃いました。4月中旬から5月の連休前にかけて増量期に入り、6月下旬までで総出荷量60万玉を見込みます。
 査定会では支部役員を務める生産者の他、JA熊本経済連、同JA指導販売担当者ら14人が参加し、選別規格表を基に大きさ、品質、糖度、食味などの出荷基準を確認。その後、JA熊本経済連の担当者から県内大玉スイカの生育、販売概況報告があり、今後の出荷計画についての意見交換をしました。
 同支部は150戸が面積110ヘクタールを作付け。23年産は1月の低温で小玉傾向にありましたが、その後の天候回復で玉肥大、収量ともに例年並みの仕上がりになっています。
 中山英二副支部長は「今年は例年にない寒波があり、交配が例年と違っています。生育、収量は今のところ順調に進んでいるが、これからの交配がどうなるのかを考えながら取り組んでいきたいです」と話しました。


家畜への感謝と酪農経営の発展を願って畜霊祭開く JA熊本市小山戸島支店

 JA熊本市小山戸島支店は3月22日、同支店で畜霊祭を開きました。畜産農家、支店担当理事、職員ら28人が参加。参加者は畜霊碑に手を合わせ、家畜の霊を慰め感謝の意を表すとともに、畜産経営の発展を祈願しました。
 式典では正栄寺の住職がお経をあげるなか、参加者ひとりひとりが家畜に感謝を込めて焼香をしました。終了後、畜産農家には牛が描かれた鞍嶽山圓満寺の御札が配られ、一年間畜舎に飾られます。
 同支店の坂本修理事は「畜産農家にとって今もなお厳しい状況が続いていますが、お世話になって家畜に対して弔うとともに、経営発展につながるよう祈願します」とあいさつしました。


地域特産の小玉スイカを宣伝 JA熊本市東部スイカ部会

 熊本市東区戸島地区で3月17日、ABC朝日放送の番組「旅サラダ」の撮影がありました。JA熊本市東部スイカ部会の松野静一部会長が出演し、地域特産の小玉スイカを紹介しました。
 番組内のコーナー「日本縦断コレうまの旅」は全国各地で聞き込みをしながらおいしい物を探して紹介する番組。同コーナーに出演する東留伽アナウンサーが松野部会長のハウスを訪れ、生産現場を見学。小玉スイカの栽培方法や特徴、味などを説明した後、小玉スイカを試食しておいしさを確かめました。
 同部会は生産農家5戸が品種「スウィートキッズ」「ひとりじめ」を中心に無加温ハウスで栽培しています。現時点で日量65ケース(1ケース約8キロ)を関東中心に出荷。5月に出荷最盛期を迎え、日量300ケース(同)まで増える見込みです。
 この日の収録は4月上旬に放送予定。同部会の松野部会長は「小玉スイカは家庭用サイズとして需要が増えています。地域特産の小玉スイカをたくさんの人に食べてもらいたいです」と話しました。


手作りみそを小学校へ贈呈 JA熊本市女性部供合支部

 JA熊本市女性部供合支部は3月16日、熊本市東区にある熊本市立託麻北小学校の3年生約90人に手作りみそ68キロを贈呈しました。同支部は食農教育の一環として、毎年11月にみそ造り体験を開いています。自分たちで作ったみそを味わってもらい、地産地消と農業の理解を深めてもらうのが目的です。
 当日は同支部の瀬上カチ子支部長をはじめ5人が同小学校を訪れ、3クラスに60キロ(1クラス20キロ)と学校給食に使う8キロを児童に手渡しました。その後、児童らは渡されたみそ樽の重さを知るため、ひとりひとりみそ樽を持ち上げてみる体験を行い、20キロの重さに驚いていました。児童からは「11月にみそ造り体験をしてからできあがるのを楽しみにしていました。どんな味なのか早く食べてみたい」と笑顔を見せました。
 瀬上カチ子支部長は「私たちも毎年活動を続けて、子どもたちの喜ぶ顔が見られてとても嬉しいです。無添加で作られたみそだから体にも良い。色んな料理に使ってたくさん食べてほしいです」と話しました。


副知事に「エースピーマン」贈呈 現場からの声を届ける JA熊本市東部ピーマン部会

 JA熊本市東部ピーマン部会は3月9日、熊本県の木村敬副知事に品種「エースピーマン」20キロの贈呈とハウスの視察会を開きました。木村副知事に生産現場からの要望を伝え、行政と連携しながら販売強化していく方針です。
 視察会には中村豊進部会長をはじめ、部会員、JA職員らが対応し、食味や特長、生産過程などを説明。視察会後に中村部会長から木村副知事に「エースピーマン」を手渡しました。木村副知事は「香りが良く、肉厚で苦みが少ない。他とはひと味違うピーマンを応援していきたいです」と太鼓判を押しました。
 県内唯一の「エースピーマン」生産地である同部会では、17人の生産者が4ヘクタールで作付け。9日時点で700ケース(1ケース4キロ)を週3回出荷。5月から出荷最盛期に入り、週6回、日量1000ケースまで増える見込みです。
 中村部会長は「消費地に高品質でおいしいピーマンを届けたいです。消費拡大を目指して、部会一丸となって取り組んでいきます」と話しました。