あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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2年ぶりの実開催 JA熊本市女性部総会開く

 JA熊本市女性部は4月26日、第32回女性部通常総会を熊本市中央区の本店大会議室で開いた。2年ぶりの実開催となり女性部員、JA役職員ら約80人が出席。2022年度活動報告と収支決算について、23年度活動計画、役員選任など4議案を可決、承認しました。総会後は熊本保健科学大学の宮本恵美さんを招き、「食べる機能をいつまでも〜簡単にできる予防法を中心に〜」と題した講話を聴きました。
 瀬上カチ子部長は「地域貢献として始めた子ども食堂の支援活動は大変ではあったが、私たちの思いが実を結び、立派な賞をいただけた。今後も新体制の役員たちを支えながら女性部活動に取り組んでいく」とあいさつ。22年度はこの活動が「農山漁村女性活躍表彰 地域子育て支援部門」で最優秀賞の農林水産大臣賞を受賞しました。また、各支部レシピ集を作成した他、熊本城マラソンボランティアにも参加しました。
 23年度はJA女性組織新たな3カ年計画の取り組みテーマを掲げながら、自らの目標達成に向けて重点活動に取り組みます。
 新たに部長に選出された牛嶋和代さんは「皆さんの協力なしでは絶対にやっていけない。女性部一丸となって今年も頑張っていこう」とあいさつしました。
 


スティックセニョール実績出揃う JA熊本市スティックセニョール部会

 熊本市南区会富町にあるJA熊本市野菜選果施設で4月中旬、2023年度スティックセニョールの実績が出揃いました。昨年11月から県内、中部地方の市場を中心に出荷が続き、実績は出荷数量約29トン(前年対比96%)、販売金額約5900万円(同98%)となりました。
 JAスティックセニョール部会は生産農家50人が約7ヘクタールを作付け。1月に寒波の影響を受け、出荷が一時減少しましたが、2月以降は天気の回復により出荷も徐々に回復し、最終的には例年と変わらない数量を出すことができました。
 営農指導員は「寒波の影響を受けて心配だったが、最後には安定した出荷をすることができた。今後、部会員と意見交換をして具体的な出荷計画を立てていく」と話しました。
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出荷ピーク前の再確認 現地検討会開く JA熊本市レイシ部会

 JA熊本市レイシ部会は4月25日、熊本市南区内田町のハウスでレイシ(ニガウリ=ゴーヤ)の現地検討会を開きました。品種は「えらぶ」。5月8日の「ゴーヤの日」に合わせて出荷最盛期を迎えます。ピーク前に出荷規格や栽培管理について改めて確認をするため、県、八江農芸株式会社、タキイ種苗株式会社、部会員、JA職員ら約20人が参加しました。
 検討会では八江農芸株式会社の担当者がハウス内のレイシを見て、生育状況やハウスの栽培管理、追肥の仕方について説明。収量、秀品率をあげるためのポイントや方法を細かく話しました。その後、県の担当者が害虫防除における注意点を説明。3〜4月の気温が高かったことから病害虫の発生が早いことを予測し、事前の対策や薬剤の特徴を伝えました。
 同部会は20戸が5.5ヘクタールで作付け。6月末まで続き、総出荷量7万8500ケース(1ケース3キロ)を目指します。大川喜政部会長は「5年ぶりに現地検討会を開いた。聞きたいことがあれば遠慮なく聞いてほしい。今後のピークに向けて栽培管理を徹底して取り組んでいこう」と話しました。


JA熊本市取引業者によるエーコープ商品研修会を開く JA熊本市野菜ソムリエ会


 熊本市中央区の本店調理室で4月18日、エーコープ商品研修会が開かれ、JA熊本市野菜ソムリエ会、JA職員ら10人が参加しました。
 研修会では大興産業株式会社を講師として迎え、担当者によるエーコープ商品の酢を使ったレシピ紹介と新商品の説明があり、会員は新商品を使って「鶏の黒酢照り焼き」を調理しました。作った料理と試食用の漬物やサラダを食べながら会員は「酢はどのくらい日持ちするのか」「料理に対して使う酢の割合はどのくらいなのか」などの質問があがりました。
 同会ではJAが発刊する広報誌「ウインドー」で農産物を使ったレシピを紹介しています。今回の研修を活かして今後はレシピの紹介だけでなく、安心、安全で高品質なエーコープ商品を使ったレシピの開発と、料理に使った商品の紹介も掲載に取り入れていく計画です。
 同会の中川広大会長は「商品を使うことによって、簡単に料理ができ、味もおいしい。国産原料を使っているので体にも良い。今後、家庭でも活用していきたい」と話しました。


大玉スイカ出荷最盛期 連日1万6000玉出荷続く JA熊本市園芸部会北部支部

 JA熊本市園芸部会北部支部では3月下旬から始まった大玉スイカの出荷最盛期を迎えています。品種は「春のだんらん」で、連日1万6000玉を首都圏中心に中部、関西方面に出荷しています。4月からの天候も良好で糖度、食味ともに仕上がりは順調で大きさも確保しています。6月下旬まで続き、総出荷量60万玉を目指します。
 同部会では150人の生産者が早朝から収穫した大玉スイカをJA北部選果施設に持ち込んでいます。出荷前には支部役員が圃場にて品質査定を開き、糖度11度以上のスイカを出荷しています。品質も選果機にて空洞や糖度など内容の平準化を図っています。
北東営農センターの尾方健販売係長は「国産果実が少ない状況だが大型連休を控えコロナ禍も緩和されつつある。行楽シーズンで外に出る機会も増えるがスイカは気温に左右されず多様な場面で消費され手に取りやすい果実の一つ。熊本県の特産物として6月まで安定供給に努め春の味覚を楽しんでもらいたい」と話しました。