あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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JA熊本市―SSお客様還元祭でナスと米を提供

 JA熊本市は5月18日から20日の3日間、「JA-SSお客様還元祭」を開きました。顧客満足度の充実と同JA農産物の認知度向上を目的に実施。JA茄子(なす)部会が栽培する「PC筑陽」と米「くまさんの輝き」のパックライスを提供しました。通常よりも多くの利用者で賑わい、JA熊本市の農産物をアピールしました。
 同還元祭は期間中に給油や油外商品購入などの利用者に管内で生産されるナス「PC筑陽」1本、米「くまさんの輝き」のパックライス1パック(180グラム)を提供。各地区のSSでナス提供場所と米の提供場所に分かれて取り組みました。
 JA熊本市西熊本SSの担当者は「商品を受け取ったお客様からは喜びの声があった。JA-SSを利用していただけるきっかけになるよう、満足の向上に努め、今後も利用者に喜ばれるキャンペーンを実施していきたい」と話しました。


ミニデイサービス利用者とカゴ作り JA熊本市助け合いの会

 JA熊本市助け合いの会二岡の会は5月中旬、小山戸島支店で地域の近隣住民を対象にミニデイサービスを開きました。15人の利用者が参加し、同会員やJA職員らと楽しい時間を過ごしました。
 当日は歌に合わせた運動で手や脳を活性化させた後、牛乳パックで作るカゴの作成に取り組み、参加者同士で会話をしながら作業を楽しみました。ミニデイ後は会員が自分たちでメニューを考え、材料を持ち寄って手作りした彩り鮮やかな体に良い弁当を配りました。
 同会は14人の協力会員が22人の利用者に対して、2ヵ月に1回ボランティアでミニデイサービスを開いています。
 今年から新たに会長となった満永まゆみ会長は「協力会員の力があって活動することができている。これからも会員で力を合わせて、自分たちができる事に懸命に取り組み、地域活性化を目指していく」と話しました。


麦種子「シロガネコムギ」2回目の圃場審査

JA熊本市は5月11日、JA北熊本支店管内で第2回2023年産麦種子「シロガネコムギ」の圃場(ほじょう)を県、市、JA熊本経済連、JA営農指導員が審査しました。毎年、4月中旬の出穂期と5月中旬の糊熟期の2回に分けて取り組んでいます。
 当日は3班に分かれ、同管内2.8ヘクタールを審査。麦種子の生育状況や倒伏及び雑草や雑穂、病害虫被害などがないかを確認しました。審査の結果、全圃場が基準に合格。麦種子として5月下旬に収穫する予定です。その後、審査会、精選、農産物検査など厳しい基準に適合したものだけが種子として認められ、出荷されます。
 圃場を審査した営農指導員は「雨風による倒伏が見受けられるため、別刈りをして良質な麦種子の確保を優先し、天候を見ながら適期に刈り取りを行ってほしい」と講評しました。


地元の小学生に芋の植え付け体験を開く JA熊本市小山戸島支店

JA熊本市小山戸島支店は5月18日、託麻東小学校2年生7クラスの約250人にサツマイモの苗植え体験を開きました。熊本東区防犯協会から食農教育活動への打診を受け、同小学校と打ち合わせを重ねて今回の体験を計画。今年初の取り組みです。体験を通じて農業の魅力と食の大切さを伝えました。
 当日は戸島町の塩井光幸さん(82)の畑で塩井さんとJA職員が品種「金時」の苗を配り、植え付け方を優しく指導しました。児童も分からないことは質問しながら、スムーズに作業を進めました。
 秋に収穫体験を予定しており、児童らは成長過程を観察して農業について学んでいきます。
 同支店の吉永朋弘支店長は「今回の食農教育活動を通して、児童が農業の魅力を実感し、将来の選択肢に農業が入ってくれればと願う。また、収穫の時まで管理をしっかり行っていきたい」と話しました。


「玉英」「鶯宿」出荷スタート JA熊本市梅部会

 JA熊本市芳野選果場では5月15日、梅「玉英」「鶯宿」の出荷が始まりました。初出荷日は「玉英」「鶯宿」合わせて約500キロを荷受けし、広島、福岡、熊本に出荷。5月下旬まで出荷が続いた後、部会のメイン品種「南高」に切り替わる。
 2023年産は開花時期に天候に恵まれ、果実肥大が良好。成り込みも多く収量も期待できます。
 JA梅部会では17人が6ヘクタールで作付け。栽培管理を徹底し、丁寧に手作業で収穫することで、傷の少ない高品質な梅の出荷につとめます。
 販売担当の高木太郎さん(32)は「今年は豊作なので、スーパーなどに並ぶ機会も多いと思う。店頭で見かけたらぜひ手に取ってみてほしい」と話しました。