あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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地元高校生に説明会を開く 酪農・乳製品の現状学ぶ

 JA熊本市は5月25日、熊本私立熊本中央高等学校総合ビジネス科の2年生約50人に、JA事業や、秋のイベントに向けた酪農・乳製品に関する説明会を開きました。毎年食農教育の一環として、同高校と共同で作業に取り組んでいます。今年度は秋に開催する同高校で開く文化祭内の「中央商店」ブースでらくのうマザーズのパック飲料を販売する計画です。
 当日はJA営農部営農販売課の職員2人が同高校を訪れ、SDGsをテーマにしたJAの取り組みや、畜産・酪農家の現状、牛乳・乳製品の消費の重要性などを説明しました。生徒からは「牛1頭に掛かる年間の費用はいくらになるのか」など、関係する質問が上がりました。
 生徒たちは今後、販売する乳製品と酪農について学びながら「中央商店」に向けた準備を進めていきます。
説明をした営農販売課の中原秀さん(34)は「酪農家や乳製品の現状を少しでも理解して欲しかった。イベントでの販売を通じて少しでも消費拡大に繋がればありがたい」と話しました。


農業を支援します 農林中央金庫がボランティアで参加 JA熊本市

  熊本市南区奥古閑町でミニトマトを生産する株式会社ミヤモトファームは5月下旬、JA援農支援隊事業によるボランティアを受け入れました。同事業は株式会社農協観光が繁忙期で人手不足の農業現場と農業体験をしたい企業の人材を結びつける取り組みです。今回は農林中央金庫から延べ19人の職員を2班に分けて受け入れ、参加者は収穫や出荷作業に汗を流しました。熊本県内では初の取り組みで、援農ボランティアを通じて農家の人手不足解消と企業のやりがいや達成感、地域貢献などに今後も期待できます。
 職員を受け入れた同社代表の宮本和範社長は「農繁期の中、人手不足もあり大変助かっている。農家の現状や環境を知ってほしかったこともあり、良い経験になった」と話しました。
 ボランティアに参加した農林中央金庫熊本支店の浜田麻湖さんは「整備されたハウス内で快適に作業できたが収穫には経験が必要なところも多く現場を知る貴重な機会となった」と話しました。5月31日には小暮俊介熊本支店長も作業に参加。またNorinchukin Bank Europe N.V.から参加したRICK TERVOORTさんは「農作業は初めての体験。農業の基礎を感じることが出来た。オランダに帰って、この経験を仕事仲間や同僚に伝えたい。そして今後の業務に活かしていく」と話しました。


商品研修会を開く JA熊本市女性部飽田支部

 JA熊本市女性部飽田支部は5月26日、飽田支店でエーコープ商品研修会を開きました。同支部、JA職員ら約30人が参加。安全・安心な食品と様々な用途に使えることを理解してもらい、各家庭や同支部の活動に取り入れてもらうことが目的。新商品の紹介や商品の特徴など、試食を交えながらの研修となりました。
 研修会では厚生産業株式会社、株式会社藤井養蜂場の2社を招き、担当者による商品の品質の高さや商品を使ったレシピの紹介があり、支部員は試食をしながら説明を聞きました。
 同支部はここ数年、コロナ渦で活発な活動をすることが出来ませんでしたが、今年は活動回数を増やし、積極的な取り組みを計画しています。同支部の田中博美支部長は「研修を通して、久々に部員の皆さんと顔を合わせることができた。今回学んだエーコープ商品を使って暑い夏を乗り切っていこう」と話しました。


実績報告と次年度計画を確認 JA熊本市芳野梨部会総会開く

 JA熊本市芳野梨部会は5月23日、芳野支店で2022年度総会を開きました。行政、取引市場、仲卸業者、部会員、JA職員ら36人が参加。22年度の販売実績と販売経費報告、23年度の事業計画と収支予算、品種別販売計画など第6号議案をすべて可決、承認しました。
 22年度は売上数量138トン(前年比100%)、売上金額5761万円(同106%)と昨年同様に出荷計画以上の数量、販売となり、単価も安定していました。梨の販売期間中は週1回程の役員会を開き、高品質出荷に向けて意識統一を図りました。
 総会では140トンの出荷計画を掲げ、品種別の販売計画を立てました。23年度はここ数年できなかった宣伝販売促進会を品種別に開き、消費拡大に努めます。市場や行政と連絡を取りながら今後の動向を確認していきます。
 同部会の内田部会長は「今年は3年ぶりに来賓を招いて総会を開催することができ、嬉しく思う。これを機に今後の連携も強化していきたい」と挨拶しました。


熊本地震復興支援ラグビー試合に大玉スイカを提供 JA熊本市

 5月中旬、観客約5000人が見守る中で早稲田大学と明治大学が試合を行い、閉会式でそれぞれの大学にスイカの贈呈をしました。
 JA熊本市の担当職員は「旬のおいしいスイカを味わってもらい、熊本市産スイカのファンになってもらえたら嬉しい」と話しました。