あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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高品質出荷目指し意思統一 JA熊本市白浜苺部会出荷協議会

 JA熊本市白浜苺(いちご)部会は11月12日、JA熊本市河内支店で2024年産出荷協議会を開きました。部会員、行政、取引市場、JA関係者ら30人が参加。イチゴの生産状況や販売計画などを協議し、高品質出荷を目指すため参加者は意思統一を図りました。総出荷量300トンを目指します。
 24年産は7月の梅雨明け以降の降水量が極端に少なく、育苗期間は高温乾燥傾向であったものの、肥培管理、栽培スケジュール厳守、病害虫の防除の徹底により充実した苗に仕上がっています。
 今後の収穫は「ゆうべに」1番果が11月下旬、「恋みのり」は12月下旬からの出揃いを見込んでおり、緑熟期までの玉出しを徹底し、品質向上に努めます。
 同部会の磯野功明部会長は「高温、乾燥の影響で厳しい栽培環境の中、部会員の生産努力により、育苗、定植後の株作りと素晴らしい出来になっている。今年も関係機関と連携し、有利販売につなげていきたい」と話しました。



地元の小学生にキャベツの定植体験を開く JA熊本市キャベツ部会

 JA熊本市キャベツ部会は11月7日、城山小学校3年生4クラスの約120人にキャベツの定植体験を開きました。体験を通じて農業の魅力と食の大切さを伝えました。
 当日は同部会の部会員が定植の手順を説明。児童らは9月に自分たちで種を播いた「春のかほり」の苗を丁寧に定植し、体験した児童からは「今はまだ小さな苗が大きなキャベツに成長するのが楽しみ」「早く自分たちが育てたキャベツを食べたい」と感想を話しました。
 2月には収穫体験を予定しており、児童らは成長過程を観察して農業について学んでいきます。
 同部会の下村光孝部会長は「植え付けから収穫までの一連の流れを通して、キャベツのことを好きになってもらえたら嬉しい。収穫の時まで管理をしっかり行っていきたい」と話しました。



大豆「すずおとめ」収穫スタート 農事組合法人秋津営農組合

 農事組合法人秋津営農組合は11月8日から、小粒大豆「すずおとめ」の収穫をスタートしました。秋津地区では「すずおとめ」約16ヘクタールを収穫します。11月下旬からフクユタカの収穫が始まり、好天が続けば12月上旬まで続く見込みです。
 作業はオペレーター12人が手分けして、コンバインで収穫します。2024年産は、播種時期に雨が少なく初期生育が不良だったものの、その後の生育は回復し、おおよそ平年並みの収量を見込んでいます。
「すずおとめ」は、全量を食品メーカー「丸美屋」と契約栽培しており、今年も県内小中学校の給食用納豆へ加工します。
 同地区の担当職員は「今年は発芽不良や台風の襲来などに見舞われたが、無事に収穫を迎えることができた。生産者と協力しながら、引き続き品質向上、収量増加を目指して取り組んでいく」と話しました。



小学生味噌造り体験・JA熊本市女性部供合支部

 JA熊本市女性部供合支部は毎年、地元の託麻北小学校の3年生を対象に味噌造り体験を開いています。社会科見学の一環として行うもので、今年で21年目。材料となる大豆・麦は全て熊本市産のもので、無添加で安全・安心な味噌を造っています。
 11月8日に女性部員らの指導のもと、同小学校3年生の2クラス約70人が大豆とこうじ、塩を混ぜ合わせたものをミンチ機にかける工程に参加しました。作業を体験した児童は「初めての味噌造りで楽しかった。味噌が出来るのが楽しみ」など感想を話しました。今回造った味噌は3カ月ほどで完成し、児童に贈呈します。
 同支部では、毎年7、8キロの味噌を同小学校へ学校給食用として贈り、おいしさを知ってもらう活動にも取り組んでいます。
 瀬上カチ子支部長は「毎年、子どもたちに喜んでもらえてうれしい。完成した無添加で安全・安心な味噌を食べて、味噌本来の味を知ってほしい」と話しました。
 


ミニデイで地元小学生と交流 JA熊本市助け合いの会ふれあいともあいの会

 JA熊本市助け合いの会ふれあいともあいの会は11月2日、熊本市北区鹿帰瀬町の鹿帰瀬公民館で、地元の小学生を集めてミニデイサービスを開きました。子育て支援の一環として、70歳以上の利用会員と鹿帰瀬町の児童とその保護者、JA職員ら約40人が参加しました。
 参加者は、食に関する紙芝居を鑑賞した後、レクリエーションで交流を深めました。利用会員は、児童らと叩いてかぶってジャンケンポンやカードゲームを楽しみ、笑いの絶えない時間を過ごしました。
 ふれあいともあいの会は協力会員11人がボランティアで、ミニデイサービスと子育て支援の活動に取り組んでいます。現在の利用会員は約40人。同会の瀬上カチ子会長は「子どもたちと触れ合うことで、高齢者も元気になれる。今後もJAと協力して、地域に密着した活動を行っていきたい」と話しました。