あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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地元の中学生を受け入れ JAを学ぶ職場体験

 JA熊本市は9月12日から14日の3日間、将来を担う子どもたちのビジネスインターンシップ研修として、熊本市内の中学校2年生を受け入れました。職場で業務を体験してもらい、将来の仕事に対する意識を高めてもらうことが目的です。
 JA北部支店では熊本市立北部中学校の生徒4人を受け入れました。小玉スイカの出荷箱作りとして、JA職員から指示された品質のスタンプを押し、丁寧にテープ止めをしてから、出荷の荷台に積んでいく作業に取り組みました。体験をした田中風花さん(13)は「外側に少し傷があるだけで品質が変わることに驚いた。スーパーで並んでいるスイカしか見たことがなかったので、どうやってお店に運ばれるのかが知れて良かった」と話しました。
 JA西熊本支店では熊本市立三和中学校の生徒1人を受け入れ、JA-SSにて車の窓ふきを体験しました。その後JA事業についての学習や、購買の配達のお手伝いをしながら、JAについての理解を深めました。体験をした川野史公人さん(13)は「JAについて色々知ることが出来た。この経験を活かして将来について考えていきたい」と感想を話しました。
 JAにはたくさんの事業があることを理解してもらい、将来の夢の一助になるため今後も受け入れを続けていきます。


新たな役員で新スタート JA熊本市園芸部会北部支部総会・販売総合検討会

 JA熊本市園芸部会北部支部は9月6日、第33回通常総会をKKRホテル熊本で開きました。生産者、行政、市場、業者、JA役職員ら85人が参加し、2022年度事業報告、収支決算、2023年度事業計画など3議案を可決、承認。役員改選では現支部長の坂口誠さんを再任し、各専門部会の役員を新たに選任しました。総会後は販売総合検討会を開き、今年度の販売について参加者は意見交換をしました。
 22年度は9月の台風による被害は少なく、スイカ、メロン、野菜類の生産と出荷は順調に開始することが出来ました。1月から2月に極度の低温や低日照が続き、生育に支障が出ましたが、3月以降の天候に恵まれ品質、内容ともに良好でした。
 今後は原材料や円安による生産や出荷に対する経費への上昇を踏まえ、作型の変更による生産経費の抑制や出荷選別基準の見直しにおける有利販売を検討していきます。また品種選定に取り組み時期に応じた品質へ繋がるように努めていきます。
 坂口誠支部長は「農業分野について、関連資材の高騰や異常気象で生産量の減少など、出口が見えない状況が続いている。当支部は全国有数の特産物を供給する産地として支部員、関係機関の皆さんから更なるご支援を賜り、支部の発展に向けて共に取り組んでいきたい」と話しました。


高齢者への理解深める JA熊本市福祉フォーラム開く

 JA熊本市助け合いの会は9月6日、本店大会議室で第13回JA福祉フォーラムを開きました。会員、JA熊本中央会、JA共済連、JA役職員ら約90人が参加し、高齢者に対する理解や、コミュニケーションの力、生きがいについて知識を深めました。
 当日の事例発表では、ミニデイグループ健軍すこやか会の北野愛子会長が「健軍すこやか会のあゆみ」と題した活動内容を報告。2014年に結成し、会員32人、協力会員7人で寄せ植えや安否確認などのミニデイサービス活動を行っています。
 その後、口演家の矢野大和氏が「笑って元気!残り時間の有効活動」と題し講演。高齢者の生きがいや生きる力を考え、コミュニケーションの必要性などを伝えました。
 田中紀代子会長は「ここ数年コロナ渦で規模を縮小したり、中止にしたりと積極的な活動ができなかったが、徐々に活動も再開し始めている。今後もJAや周りからの支援を受けながら活動を頑張っていこう」とあいさつしました。


イチゴの定植最終準備を進める JA熊本市白浜苺部会

 JA熊本市白浜苺(いちご)部会は9月上旬から2023年産イチゴの定植最終準備を進めています。苗約50万本を育苗し、17戸で約6ヘクタールの作付けを計画しています。9月中旬からの定植に向けて葉かぎや本圃準備に取り組みます。
同部会の磯野功明部会長は40アールで3万本の苗を植え付けています。1日には葉色の確認や畝を耕す作業を行いました。苗は病害虫も少なく順調な仕上がりで栽培計画通りに進んでいます。
 JA管内は品種「ゆうべに」と「恋みのり」を作付し、11月中旬からの出荷を見込んでいます。磯野部会長は「順調に生育が進んでいる。9月中旬の植え付けを目指して、今後も準備に取り掛かる」と話しました。
 


総会と反省会開き生産者と活発な意見交換 JA熊本市レイシ部会

 JA熊本市レイシ部会は8月下旬、熊本市南区無田口町で2023年度総会と反省会を開きました。部会員、行政、関係市場、JA職員ら38人が参加。2023年度事業経過報告や収支決算報告、2024年度事業計画、役員改選など3議案を可決、承認し、総会後の反省会では代表市場からの県下情勢報告や販売実報告を聞いたあと、生産者との意見交換が活発に行われました。
 23年度の販売実績は3キロ箱のバラ詰めが24万8364キロ(前年比106%)、3本袋が3524袋(同152%)で、販売金額1憶3157万円(同109%)と出荷数量と金額ともに前年を上回る結果となりました。
 同部会は生産農家21人が5.8ヘクタールで品種「えらぶ」を栽培しています。24年度はコロナ渦の緩和から数年できていなかった試食宣伝会を計画し、レイシのPR活動に努めます。
 大川嘉政部会長は「来年の出荷に向けて随時準備を進める。高品質出荷を目指し、部員一丸となって取り組んでいこう」とあいさつしました。