あぐりキッズスクール
JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。
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5年ぶりに展示会を開催 JA熊本市西部支店展示会には、婦人服、化粧品、寝具、鞄、靴などの生活用品やJA柑橘(かんきつ)部会が生産する極早生ミカンの詰め放題、巨峰、梨なども販売。訪れた人は「久しぶりの開催なので楽しみにしていた。旬な果物の販売もあってうれしい」と話しました。 同支店の東野健支店長は「職員、女性部の方々にも協力してもらい、5年ぶりの開催を迎えることができた。展示会は組合員、地域の方々にJAの活動を知っていただく良い機会。今後も工夫しながら継続していきたい」と話しました。 |
地元の小学生に稲刈り体験 白浜水田保全組合当日は、同組合の原田一吉組合長が米の成り立ちや稲の刈り取り方を説明。児童は横1列に並び、鎌を使って丁寧に刈り取っていました。その後、コンバインでの刈り取りと脱穀の見学も行い、コンバインの迫力に児童からは終始歓声があがっていました。 同組合の原田組合長は「今年は台風もなく、稲は順調に成長している。毎年子どもたちの楽しんでいる姿を見ることができて嬉しい。米や農業について少しでも理解してもらい、たくさんお米を食べてほしい」と話しました。
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JA熊本市柑橘選果施設を小学生が見学 ミカンについて学ぶ10月3日は、市内の小学校3年生144人が施設を見学。同選果施設の担当職員2人が施設での作業やミカンが出荷されるまでの流れなどをクイズ形式で問いながら児童に説明しました。施設見学では最先端の選別機械やミカンの糖度、酸度を調べる光センサーを見た児童からは驚きと歓声があがりました。 同選果施設では、露地温州、中晩柑など年間約2万3000トンを選果しています。説明を担当した職員は「ミカンには栄養素が豊富に含まれている。たくさんのミカンを食べて元気に過ごしてほしい」と児童に呼び掛けました。 |
秋期大玉スイカ出荷スタート JA熊本市北部園芸部会23年産は過去にない夏日が継続され生育への支障が心配されましたが、台風の被害もなく玉肥大は順調に推移しています。出荷前にはJAの担当者が現地に出向き生産農家と内容を確認し平準化した出荷を行う体制を整えています。今後部会では播種期の検討など11月から始まる来春に向けた準備期間に入ります。 北東営農センター販売担当の尾方健係長は「これまでの気象環境が年々相違し経費高も重なる事で生産に対する状況が一層重たくなっている。生産労力に対する還元を最大限に行える様に安定した販売に努めて行きたい」と話しました。 |
坪刈調査で今年の収量を図る JA熊本市当日は同地区で栽培する「森のくまさん」「くまさんの輝き」の圃場、計4カ所を調査。2023年産は7月上旬の雨により移植時期の遅い圃場では初期生育が不良であったが、7月中旬からは好天により生育が回復。出穂期前後の雨や高温により、高温障害や紋枯病、籾枯細菌病などの発生が一部の圃場で見られました。9月も気温の高い日が続いたため、平年並みからやや早い収穫時期を迎える予定です。 営農指導員は「今年産は高温障害による等級の低下が懸念されるが、天気には恵まれ平年並みの収量になる予想だ」と講評しました。
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