あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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認知症について理解を深める/第7回JA熊本市福祉フォーラム



 JA熊本市は9月6日、第7回福祉フォーラムを同市の国際交流会館で開きました。組合員やJA助け合いの会の関係者ら181人が参加し、認知症についての理解を深めました。


 認知症サポーター研修では、「認知症の予防」について熊本市民病院診療部長の橋本洋一郎氏が講演。「1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ」 と呼びかけ、脳を健康に保つ方法などを説明しました。研修を受けた174人は、サポーターの印である「オレンジリング」を受け取りました。


 助け合いの会の会員・役職員らが「認知症になっても100歳まで地域で暮らしたい」と題し、認知症患者を取り巻く実際の体験をもとに制作した寸劇を披露。「認知症は病気のひとつ。恥ずかしがらずに、周囲の人々に理解してもらうことが大事」と伝えました。


 事例発表では、ミニデイグループ「銭塘稲穂の会(天明支店)」が活動内容を報告。助け合いの会の中山ミネヨ会長は「一度きりの人生を元気に楽しく心豊かに過ごしてもらうよう、ミニデイサービス活動に取り組んでいこう」と呼び掛けました。


地元でとれたソバ 手打ちで味わって



 熊本市南区畠口町の乙畠営農組合は8月2日、地元でとれたそばを使ってそば打ち体験を乙畠公民館で行いました。畠口みのり保育園、飽田西小学校の子どもたち36人が参加。


 そば打ちは、桝田そば製粉(同市東区鹿帰瀬町)の今村淳二さんが指導。事前にそば粉と小麦粉に水を加えだんご状にしたものを、小学生は手で、保育園児は 足でこねました。延し棒を使い平たくし、包丁で麺に切る作業にも挑戦。手打ちしたそばはその場で茹でて味わい、参加者らは生麺と乾麺を食べ比べました。


 同組合は農閑期の水田を有効利用し、地域活性化につなげようと春ソバを栽培しています。組合長の内田良博さんは「地元でとれたそばを味わってもらい、乙畠地区でそばがとれることを誇りにしてもらいたい」と話しました。


総踊りでJA熊本市をPR



熊本市で8月3日夜、夏の風物詩である第36回火の国まつり「おてもやん総おどり」が行われました。

 

JA熊本市女性部と新入職員ら約100人は、先頭に 横断幕を掲げて沿道の市民らに踊りを披露。

火の国まつり運営委員会主催で、59団体約4500人が参加。大勢の見物客の注目を浴びながら、同市中心部の電 車通り(水道町―花畑町)を練り歩きました。

 

女性部員らはJAグループ熊本の統一ブランドマークを胸に標した赤色のシャツ、新入職員らはアグリキッズスクールのシャツで衣装を揃え、JA熊本市をPRしながら火の国まつりを活気づけました。


良食味の米作りに向けて水稲現地検討会

JA営農指導員から今後の管理について話をきく生産者ら(7月31日、熊本市北区龍田地区で)
JA営農指導員から今後の管理について話をきく生産者ら(7月31日、熊本市北区龍田地区で)

 JA熊本市営農部は、平成25年産水稲の現地検討会を7月30日から10日間の日程で始めました。良食味の米作りを目指し、管内の米農家約2000戸を 対象に26ヶ所で、JAと行政の指導員が連携して毎年実施。肥培管理、水管理、適期防除を指導しています。

 

今年産は梅雨明けが早く日照り続きだったため、 茎数がやや多。病害虫発生も少ない状況です。

 

 7月31日は同市北区龍田地区の圃場で、生育概況や今後の管理についてJA営農指導員が説明。肥培管理は品種に応じて葉色を目安に行うこと、高温障害や雑草を防ぐための水管理など具体策を示しました。

 

 JA管内の13年産の作付面積は約3000ヘクタール。「くまさんの力」約740ヘクタール、「ヒノヒカリ」約813ヘクタール、「森のくまさん」約130ヘクタール。