あぐりキッズスクール
JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。
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 JA営農指導員から生産状況について説明を受ける市場関係者ら |
JA熊本市とJA熊本市園芸部会は3月13日、全国の主要荷受市場29社を産地に招き、2014年産春夏瓜類・イチゴ・春野菜生産出荷協議会を開きました。産地と市場の連携を密にした出荷をしていくことを申し合わせ、14日は、市場担当者らを圃場に招き、生産者やJA営農指導員らが生育状況を伝えました。
市場関係者らは、北部地区のスイカ、西南地区のメロン、ナス、トマト、ミニトマトの圃場を視察。生産者やJA営農指導員らと、市場の情勢や、他産地の栽培状況、栽培技術について情報を交わしました。生産者らは「生育状況を知って、販売計画を立ててほしい」と伝えました。
JA熊本市は、瓜類202千万円、野菜類283千万円の販売目標金額を(14年4月〜6月)掲げます。
農業生産工程管理(GAP)の取り組みや残留農薬の自主検査を行い、消費者から求められる農産物「夢未来」の一層の定着を目指していきます。
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 濃厚な食味が特徴のデコポン |
熊本市西区河内町のJA熊本市夢未来柑橘選果場で3月13日、露地デコポンの出荷が最盛期を迎えています。現在「肥の豊」を主に、日量約20トン(5キロ1ケース)を関東方面へ出荷。糖度13度以上、酸度1度以下の果実が「デコポン」として出荷されます。
JA熊本市のデコポンは甘味が強く、濃厚な食味が特徴です。JA熊本市柑橘部会中晩柑部の小崎守充部長は「昨年の天候に恵まれ、肥大は良好で糖度の高い甘いデコポンに仕上がっている」と話します。
現在出荷しているデコポンは、1月に収穫した中晩柑を各生産者の貯蔵庫で保存し、選果場での果実調査を行ったもの。
JA熊本市柑橘部会中晩柑部は、生産者150戸が86ヘクタールで「肥の豊」「M16」を栽培しています。出荷は冷温デコポンが出始める4月中旬まで続き、全体で1300トン(前年比30%増)を計画します。 |
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JA熊本市女性部は2月25日、熊本市で第22回女性大会・家の光大会を開きました。女性部員や行政、JA関係者ら約800人が参加。「いきいき活動 地域に発信 つなげよう次世代へ」などの大会スローガンを採択し、体験発表、公演や各支部の出し物などで交流を深めました。
組織活動体験発表では田代ミツコさん(飽田支部)が、あぐりキッズスクールでの味噌作りの手伝いや、JA熊本市夢未来農業祭での地元産のニラを使ったチヂミの販売など、地域と関わる活動を発表。家の光記事活用体験発表では大川暢子さん(画図支部)が、環境を考えた取り組みである、米ぬかでのEMボカシ作り・EM生ゴミ処理の実践など、仲間と集う喜びを語りました。
医療法人むすびの森あきた病院の佐渡公一理事長が講演。会場内には家の光記事活用作品や、花や農産物など計55点が展示され、女性部員らの関心を集めていました。
表彰支部は次の通り。
◇事業優良部門
▽金融=河内支部、▽共済=西部支部、▽購買=南部支部、▽組織=飽田支部
◇家の光普及優良支部=湖東支部、御幸支部
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2月16日に熊本市で開かれた第3回熊本城マラソンで、JA熊本市の生産部会や女性部、職員らが約1万3千人のランナーを熊本市の農産物で応援しました。
南区会富町の飽田支店前では、ミニトマトやミカン、『くまさんの力』のおにぎりなどを用意。生産者やJA職員ら約80人が走行中のランナーに声援を送りました。
JA熊本市茄子部会女性部は、ナスのジャムを乗せたクラッカーやゼリー(3000食)を用意。色鮮やかなゼリーを手にしたランナーは「ナスゼリーは初めて食べた。喉越しもよく、美味しくて元気が出た」と話していました。
フルマラソンのゴール会場では、JA女性部員32人と市内2つの女性組織が「おもてなし隊」として、味噌汁約9千食、きなこ餅1200食を準備。完走した幸山政史熊本市長は暖かい手料理を味わい、女性部員らと記念撮影を行いました。
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 「みかんDE伊達巻き」 |
 「みかん餅」 |
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JA熊本市柑橘部会は2月15日、ミカンの消費拡大を図ろうと「夢未来みかん料理コンテスト」を河内公民館で開きました。ミカン生産者のほか一般応募もあり、料理部門8点、菓子部門8点が会場に並びました。最高賞の夢未来賞に、料理部門「みかんDE伊達巻き」、菓子部門「みかん餅」が選ばれました。入賞した料理はミカンの販売促進に活用します。
審査員は、同部会役員や料理研究家の西村直子氏、フランス菓子トワ・グリュの三鶴眞一シェフらが務めました。出品者による料理の工夫点の説明を聞きながら試食審査し、ミカンの風味や特徴の生かし方、簡単に作ることが出来るかなどを観点に評価しました。
「みかんDE伊達巻き」を考案した磯野明美さんは「ミカンの風味を生かすため牛乳を使用し、ふわふわとした食感になるよう工夫した」、「みかん餅」を考案した久家壽さんは「ミカンの酸味と、餡子の甘さが合うようにバランスを考えた」と料理のポイントを語りました。
特別賞は次の通り(敬称略)。
◇料理▽「みかんで炊く!!いわしのこんぶ巻き」黒田さとみ・「パクパク生春巻」福本信子
◇菓子▽「みかん風味の梅ヶ枝もち」片山詳子・「みかんパイ」山内眞樹
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