あぐりキッズスクール
JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。
 大盛況の野菜販売 |
 秋津カントリーの前に広がるレンゲ畑 |
 地元の中学校による演奏 |
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熊本市東区秋津地区の自然や文化に親しんでもらおうと4月26日、地元の農家が「第7回秋津ふれあい“れんげ祭り”2014」をJA熊本市秋津カントリーで開きました。約700人の地域住民らが訪れ、満開のレンゲ畑を満喫しながら、秋津産の農産物や地元の子どもたちによる演奏や合唱を楽しみました。
会場には、秋津産小麦「ミナミノカオリ」を使ったピザやパン、秋津産大豆を使った豆腐や納豆が並びました。JA女性部秋津支部は、とれたて野菜の販売、おにぎりと手作り味噌でつくった味噌汁のセット700食を用意。秋津ふるさと会の指導で、子どもたちは摘んだレンゲで髪飾りなどを作って遊びました。
地元の営農組合・土地改良区などでつくる実行委員会が主催。中川有朋実行委員長は「自然風景を共有し、農産物を地産地消してもらい、秋津地域の魅力を伝承していきたい」と話しました。
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JA熊本市青壮年部は4月21日、平成25年度の総会をJA本店で開きました。今年度は、組織基盤の強化・活性化に向けて、JA運営への参画、食や農の消費者への理解促進、農政活動に取り組んでいきます。JA熊本市青壮年部の14年4月現在の組織数は9組織、登録盟友数は312人です。
総会には、盟友やJA関係者ら50人が出席。13年度事業報告、14年度事業計画の2議案を承認しました。西冨大二朗部長は「地元の若い世代を巻き込んで、熊本市の農業を盛り上げていこう」と呼びかけました。
昨年度は、幸山政史熊本市長や常勤役員との対話集会、TPP交渉参加断固反対運動を実施。JA熊本市開催のあぐりキッズスクールでの栽培指導や圃場管理に述べ103人が参加しました。
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 岡教育長(左から3人目)に教材本を贈った宮本組合長(左から4人目)ら関係者 |
JA熊本市とJA熊本中央会、農林中央金庫熊本支店は4月22日、熊本市教育委員会に小学生向けの食農教材を7800冊贈呈しました。
教材は市内82校の小学生に配布し、農業や食の理解促進に活用します。JAバンク食農教育応援事業の一環で、今年で7回目の贈呈。
教材は「農業とわたしたちのくらし」(A4判カラー・44ページ)。日本の農業のすがたや、農産物が栽培され食卓にとどくまでの流れが説明してあります。農業風景や農産物を見たことのない子どもたちでも分かりやすいように、イラストや写真を多用しています。
贈呈式では、JA熊本市の宮本隆幸組合長と農林中央金庫熊本支店の山内優副支店長が同市中央区手取本町の市教育委員会を訪れ、岡昭二教育長に教材を手渡しました。
宮本組合長は「安全・安心な食材をつくるために、農家がどのように育てているか子どもたちに理解してもらうことは、日本の農業の活性化につながる」と伝えました。
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 8条植えの田植え機3台を稼働させ「キヌヒカリ」を定植しました |
熊本市西区河内町白浜地区で4月15日から3日間、白浜営農組合が早期米「キヌヒカリ」を定植しました。
熊本市管内で早期米を栽培しているのは同地区のみ。同組合の組合員は柑橘類やイチゴを主に生産しており、主産物の収穫時期に米の収穫が重ならないよう、植え付けの半分を早期米にしています。
「キヌヒカリ」は食味が良く、熟れが良いのが特徴。8月中旬に収穫できるので高値で取引されます。約20ヘクタールに植え付けた早期米の収量は90トンを計画します。
組合員約180人の同組合は、約40ヘクタールの圃場を一括で管理。役員5人とオペレーター14人が管理します。白浜営農組合の木下辰徳組合長は「生産性を上げ組合員の配当増を目指し、今年も良い米ができるよう役員一同頑張りたい」と話しました。
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 今年も締りのある葉に仕上がっている |
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JA熊本市出水支店花卉部会は4月15日、ハナショウブの出荷シーズンを迎え出荷査定会を開きました。出荷初日の当日は、5ケース(1ケース花100本・葉250枚)を全国に出荷。平成26年産は500〜600ケースの出荷を見込みます。4月下旬から5月上旬に最盛期を迎えます。
田畑一之部会長は「今年も締りのある葉に仕上がっている。生育も順調で、出荷の見通しも例年並みに期待できる」と話します。
熊本市江津湖水系の豊富な湧水で育つ熊本市のハナショウブは、品質が良く市場からの評判も良いです。
部会(生産者5人)では、2人がハナショウブ(0・5ヘクタール)を生産する他、シマガマやローソクガマ、シマフトイ、テッポウユリなどを無加温ハウスで栽培します。
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