あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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ハナショウブ初出荷 出水花卉部会

 出水花卉(かき)部会が栽培するハナショウブが28日、初出荷を迎えました。同日荷受けした26ケースを出荷。同部会の農家2人が1ヘクタールで作付け。5月上旬に出荷最盛期を迎え、日量60ケースまで増える見込みです。6月上旬まで続き、総出荷量500ケースを目指します。
 同日、熊本市南区にあるJA御幸資材センターで2025年産の出荷規格査定会を開きました。部会員が早朝から持ち寄ったハナショウブの長さと重さを計測し、出荷規格や等級を確認しました。
 25年産は2月から3月にかけての寒暖差が激しく、生育遅れがみられますが、品質と収量は例年並み。市場からの期待も高くなっています。



「エースピーマン」出荷最盛期 JA熊本市東部ピーマン部会

 JA熊本市東部ピーマン部会では品種「エースピーマン」の出荷が最盛期を迎えています。23日時点でJA東部支店の集荷場に226コンテナ(1コンテナ約12キロ)が持ち込まれました。7月上旬まで続き、総出荷量285トン、販売金額1億4000万円を目指します。
 25年産は厳しい寒さと日照不足で花落ちが発生し、例年に比べて収量は少なくなっていますが、品質は良好なピーマンに仕上がっています。3月末締めの販売実績は数量105トン(前年比92%)、販売高6748万円(前年比106%)と高単価で推移しており、販売は順調に進んでいます。
 同部会は生産者12人が3ヘクタールで作付け。全部会員が害虫の天敵「スワルスキーカブリダニ」を導入し、減農薬、高品質栽培に努めます。



第1回麦種子圃場(ほじょう)審査 圃場管理の徹底を呼びかけ

 JA熊本市は4月22日、熊本市東区健軍地区で2025年産麦種子の圃場(ほじょう)審査を行いました。行政、JA熊本経済連、熊本県主要農作物改良協会、JA担当職員が参加。4月中旬の出穂期と5月中旬の糊熟(こじゅく)期に審査を行い、変種や異品種、病害虫の発生がないか確認します。
 当日は同地区51ヘクタールを5班に分かれ、JAの圃場審査要領にのっとって審査。優良種子生産に向けて、病害虫防除や今後の栽培管理のポイントについて助言しました。審査の中で異常は見られず、生育も順調で全ての圃場で合格となりました。6月中旬までに収穫を終え、審査会、農産物検査など厳しい基準に合格したものだけが種子として出荷されます。
 


麦「ミナミノカオリ」葉色値調査 収量品質の安定目指す

 JA熊本市は4月22日、秋津カントリーエレベーターで小麦「ミナミノカオリ」の葉色値調査をしました。行政、JA営農指導員、JA職員ら5人が参加。品質向上を目的として、毎年4月中旬に実施しています。生産者が持ち込んだ「ミナミノカオリ」の第2葉の長さと葉の色(SPAD値)を調べ、適した追肥量を診断。開花期の適正な施肥量を指導しました。
 25年産は、播種時期の遅れや冬場に低温が続いたため、例年より生育が遅れていますが、持ち込まれた麦は穂のバラつきも少なく、順調な仕上がりです。今後は梅雨入りの影響が心配されますが、6月上旬頃から刈り取りを行う予定です。



地域から集めた廃油で石鹸作り JA熊本市女性部供合支部

 JA熊本市女性部供合支部は4月19日、自治体を通じて地域住民から集めた廃油を使い、廃油石鹸を作りました。地域貢献活動の一環として、毎年行っています。
 今回は同支部員5人とJA熊本市青壮年部東部支部から3人が参加。水で溶かした苛性ソーダに廃油を静かに流し込み、竹の棒などでかき混ぜました。数日後に固まった石鹸をラッピングし、地域の小学校、保育園、介護施設などに配布します。