あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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ハウスみかん 贈り物にどうぞ

贈り物にも喜ばれるハウスみかん
贈り物にも喜ばれるハウスみかん

 熊本市西区河内町で、ハウスみかんの出荷が最盛期を迎えています。7月7日、約3トンの選果がJA熊本市夢未来柑橘選果場で行われました。

 JA熊本市柑橘部会ハウスみかん部のハウスみかんは、皮が薄く、糖度が非常に高く濃厚な食味で、とろけるような食感が特徴です。本年は8月下旬まで、約120トン(前年同)の出荷を計画します。

 JA熊本市販売担当は「ハウス栽培ならではの的確な水分調整により、本年産も非常に糖度が高いハウスみかんができた。お客様の元に自信をもって届けられる。是非贈り物に使っていただきたい」と話します。

 収穫されたばかりのハウスみかんを産地直送でも発送しています。詳しくは、JA熊本市夢未来柑橘選果場、電話096−278−1011まで。

夢未来直売コーナー ゆめタウン大江にオープン

旬の野菜が並び大勢の購入客で賑わう直売コーナー
旬の野菜が並び大勢の購入客で賑わう直売コーナー

 JA熊本市農産直販部会は6月26日、同市中央区大江のゆめタウンのオープンに伴い、同店舗内に夢未来直売コーナーを開きました。直販部会員が生産する採れたての旬の農産物を販売します。

 初日は20人の生産者が、ミニトマトやかぼちゃ、メロン、菊など計23品目の商品を出品。地元産の新鮮な農産物を手に入れようと大勢の購入客で賑わいました。

 直売コーナーは5メートル×2メートルの広さ。「農家直送・地元産を食べよう!!」や「地産地消 新鮮な農産物をお届けします」と書かれた旗が立ち、生産者が顔写真で紹介されています。

 シソを購入した女性は「新鮮な野菜が手に入って嬉しい。今後も利用したい」と笑顔で話しました。



ミニデイサービス13組織で活動を進める

 「心豊かに安心して暮らせる地域づくり」を目指し、JA熊本市助け合いの会は6月4日、JA本店で第19回総会を開きました。会長に河内地区の伊藤和子さんが新たに就任。今年3月に結成した「健軍すこやか会」を迎え、計13のミニデイサービス組織で活動を進めていきます。

 平成26年度は助け合い活動の普及と認知症への正しい理解のため、JA熊本市の役職員総決起大会で寸劇を行います。ミニデイサービスの充実や、高齢者と子どもの交流や子育て相談などの子育て支援も引き続き取り組んでいきます。

 会員や関係機関、JA関係者ら約60人が出席。中山ミネヨ会長は「健康で生きがいをもった老後を送る元気高齢者社会を目指し、地域に密着した活動を勧めていこう」と挨拶しました。



「南高」出始めの出荷量 昨年より増

 JA熊本市梅部会が生産する「南高」の出荷が始まりました。JA熊本市芳野支店梅選果場では初出荷日は3トン、2回目の出荷となる6月4日は4トンを荷受けしました。今年は昨年に比べて「南高」の出始めの出荷量が多く、5月下旬から始まった「玉英」は例年より少ない出荷量となる見込みです。作業員の方がひとつひとつ手作業で丁寧に選果し、安全で高品質な梅を出荷しています。

 「南高」は梅干しや梅酒など幅広く使え、「玉英」は焼酎漬けやウメエキスなどに向いています。内田洋一部会長は「熊本市の梅は温暖な気候で育つので、種が小さく加工がしやすいと評判」と話します。

 同部会は29件の農家が「玉英」「南高」の2品種を栽培します。今年度産出荷量を「玉英」「南高」合わせて全体で40トン(昨年同)を計画します。



独特のラインと迫力が魅力 アリウム「昇龍」

独特の花茎の曲がりと迫力ある姿が目をひく「昇龍」
独特の花茎の曲がりと迫力ある姿が目をひく「昇龍」

 JA熊本市西部花卉部会がつくるアリウム「昇龍(しょうりゅう)」は、独特の花茎の曲がりと約160センチある背丈が特徴で、迫力ある姿が見る人を楽しませます。手作業で花茎を曲げるアリウムの中でも一際大きい「昇龍」は1本1本にこだわり、現在数量限定で6月上旬まで関東・関西に出荷します。

 「曲がりのある茎と薄紫色の丸い花が、まるで龍が玉をもって翔け昇っているようなイメージから「昇龍」と名付けた」と松崎武司部会長は話します。その名の通り躍動感のある姿は、ホテルのエントランスなどの大広間によく映えます。1ヶ月以上日持ちし、形が崩れることなくドライフラワーとしても楽しむことができます。

 部会は、品質・技術の向上と新しい花の提案を柱に、消費者に喜ばれるアリウムの生産を目指しています。市場や花屋との話し合いの場を大切にし、消費者の好みの動向などを把握し、次年度の生産に反映させています。

 3人の生産者がつくる、部会の主力商品である「おどる丹頂」「グリーンベリー」は花茎の面白さが売り。2〜3月に出荷する「はぁと」は、2本の花茎がハート型を形作り、可愛らしさが特徴です。松崎部会長は「アリウムといえばJA熊本市西部花卉部会と言われるよう、様々な商品を提案していきたい」と話します。