あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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インショップの売上増 部会員を募集し拡大を目指す

 JA熊本市農産物直販部会は10月3日、第9回総会を熊本市で開きました。部会は、JA熊本市農産物直売所夢未来のほか、市内の大型スーパー内にインショップ(8箇所)を開いています。インショップの売り上げは増加傾向にあり出店依頼の声も多く、平成26年6月にはゆめタウン新大江店が開店しました。部会では、商品の充実を図るため部会員を募集しています。

 総会には、部会員や県・市、JAの関係者ら約70人が出席。平成26年度も、JA熊本市農産物直売所での四季折々のイベントの開催や、大型スーパーのインショップでの試食宣伝販売会など消費拡大に取り組みます

 部会は、熊本市内で農産物を生産する184人(前年比4%増)が所属。採れたての野菜や加工品などを、直売所やインショップのほか、JA熊本市の移動販売車「夢未来号」で販売しています。

 田中輝夫部会長は「売上が伸びる中、店舗や時期による出品数のバラつきや夏場の商品不足など課題がある。計画出荷や品質向上に努め、収益の増大を目指して欲しい」と呼び掛けました。


平成26年産夢未来みかんの出荷・輸送の安全を祈願

 JA熊本市柑橘部会は9月29日、極早生温州ミカン「豊福早生」の出発式をJA熊本市柑橘選果場で行いました。平成26年産夢未来みかんの出荷・輸送の安全祈願を終え、極早生温州ミカン「豊福」を乗せたトラックを見送りました。

 「豊福」初出荷の日には、生産者・市場・行政・JA関係者が河内稲荷神社に集まり、その年のミカンの安全出荷を祈願しています。

 中川晃一部会長がトラックの運転手に「豊福」を手渡し、「生産者が1年間努力し、晴れて今日の出発式を迎えることができた。商品を確実に事故のないよう消費地まで届けて欲しい」と伝えました。

 同日、10月1日初売り出しの「豊福」約170トンを積んでトラックは出発しました。極早生ミカンは早生ミカンに切り替わる10月末日まで生果合計で6500トンを見込みます。



農家の指導で農作業体験

慣れない手つきで、土に肥料を混ぜる研修生ら
慣れない手つきで、土に肥料を混ぜる研修生ら

 JA熊本市と熊本市農水商工局は、若手農業者総合支援対策事業新規就農者実践研修の現地実習を第1、3、5土曜日に開いています。

 研修生は30〜50代の男性3人と女性3人の計6人。熊本市の良町営農組合とJA熊本市営農指導課農業支援センターが指導します。計10回の現地実習で、肥料散布や畝作り、野菜の播種や定植など一連の農作業を体験します。

 事業は熊本市からの委託を受けてJA熊本市が取り組んでいます。地域農業の新たな担い手を育成することが目的です。

 8月30日は、熊本ネギ、ニンジン、サラダごぼうの定植を行いました。現地実習は午前中で終了するように組まれています。定植した野菜は、良町営農組合が管理します。

 研修生らは、実家の農地を活用したい、農地はないが農業に興味がある、農業を勉強して認知症治療に活用したいなどの理由で参加しています。


100歳まで元気に長生きを/第8回JA熊本市福祉フォーラム

 JA熊本市は8月27日、第8回福祉フォーラムを同市の国際交流会館で開きました。組合員やJA助け合いの会の関係者ら193人が、高齢者に対する理解や、認知症予防について知識を深めました。「100歳まで元気に長生きを」を合言葉に、認知症サポーター研修や、助け合い会の会員らが日頃の活動で取り組んでいる歌や踊りを披露しました。

 作業療法士であり熊本保健科学大学保健科学部特任准教授の吉田真理子先生が「楽しく脳を鍛えよう!」と題し講演。認知症予防になる脳を鍛えるトレーニング法を紹介し「いつもと違うことや少し難しいことに挑戦することが大事」と伝えました。

 助け合いの会の会員・役職員らが「JAだよ 全員集合♪ 活き生き楽々 幸齢学級」と題し寸劇を披露。事例発表では、ミニデイグループ「みゆき楽しもう会(御幸支店)」の田嶌妙子会長が活動内容を報告しました。

 伊藤和子会長は「超高齢社会に向けて、ミニデイサービスや子育て支援などのボランティア活動を通じて、心豊かに安心して暮らせる地域づくりにJAとともに貢献していこう」と呼び掛けました。


第1回JA熊本市「夢未来杯」学童軟式野球4年生大会開催

 JA熊本市は8月16、17日、第1回JA熊本市「夢未来杯」学童軟式野球4年生大会を開きました。試合数の少ない4年生以下の学童球児らに試合の出場機会を作るとともに、食への関心を深めてもらうことが目的です。市内の小学生4年生以下21チーム(計368人)が参加しました。

 主催者代表の宮本隆幸組合長が「JA熊本市のキャッチフレーズ『市民と子どもたちの夢を育み、熊本市の未来の創造に貢献します』を合言葉に、本大会を開催した。どのチームも優勝を目指して頑張って欲しい」と球児らに呼び掛けました。

 選手代表が「大好きな野球を思いっきり楽しみます」と選手宣誓。試合は、城山公園、飽田公園、今熊グラウンド、新地球場で行いました。託麻フェニックスと植北ゲンキーズが、8月30日に行われる決勝戦で優勝を目指します。優勝チームには優勝カップと楯が贈られます。

 大会で配布したパンフレットには、米づくりについての解説ページを加えました。食農クイズに全問正解した児童には、11月1、2日に行われる「夢未来農業祭2014」で熊本市産の野菜の詰め合わせをプレゼントします。