あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

トピックス - トピックス

JA熊本市力合支店農産物品評会

 

109点の出品物を審査する審査員ら
109点の出品物を審査する審査員ら
 

 JA熊本市力合支店は12月6日、力合支店で第36回農産物品評会を開催しました。毎年恒例の品評会には、管内の農家37人が農産物や漬物など計109点(24品目)を出品。県・市やJAの指導員による審査の結果、倉利勝さんのネギが熊本市長賞に選ばれました。審査後、生産者が出品した農産物を市場価格より安値で即売しました。

 力合支店作物部会や運営委員、女性部などが、生産者の技術向上と組合員・地域住民との交流を図ろうと毎年開催しています。即売会の他、米のすくい取りや、女性部による餅の販売、ミニぜんざいの無料配布を行いました。

 審査会場には、ネギや大根、水菜など葉物や根菜類をはじめ、うるち米や漬物などが並びました。審査は、揃いや調整の仕方、病害虫の有無などを基準に行いました。

そのほかの主な入賞者は次の通りです。

▽JA熊本市組合長賞=米村哲男(ホウレン草) 



生産者と児童が一緒に味噌づくり体験

 JA熊本市湖東支店女性部味噌クラブは11月27日、熊本市立秋津小学校3年生の児童らと味噌づくり体験を行いました。地元の秋津産大豆「フクユタカ」と麦を使い、同支店内にある味噌加工所「美素工房」で作りました。味噌は1月末に児童らに配布し、味わってもらいます。

 児童89人は、味噌クラブの女性部員の指導のもと、麦と麹を混ぜる作業や大豆とあめ(大豆を煮た汁)を混ぜる作業を行いました。児童らは「美味しくなぁれ」と掛け声に合わせて楽しそうに作業に取り組みました。麦40キロ、大豆20キロ、塩10キロを使用し、約70キロの味噌を作りました。

 味噌作りは初めてという児童は「麹や大豆、塩や麦など手で混ぜたので、様々な感触があって面白かった。完成した味噌は、お母さんと一緒に味噌汁にして食べたい」と話しました。

 「私たちのお味噌をよろしくお願いいたします」と児童らは作った味噌を預け、出来上がりを楽しみに待ちます。

こうじと煮た大豆を混ぜ合わせます
こうじと煮た大豆を混ぜ合わせます
麦と麹菌を混ぜ合わせる作業
麦と麹菌を混ぜ合わせる作業
2〜3ヶ月で出来上がり
2〜3ヶ月で出来上がり
JA熊本市湖東支店内にある「美素工房」で味噌づくり
JA熊本市湖東支店内にある「美素工房」で味噌づくり
麦と麹菌を混ぜたものを一定の温度で1日ねかせます
麦と麹菌を混ぜたものを一定の温度で1日ねかせます
1日ねかせたこうじをほぐす作業
1日ねかせたこうじをほぐす作業

つきたて餅と新鮮野菜でJA熊本市の農産物をPR

メイン会場の水産セリ場で農産物直売所夢未来の新鮮野菜を販売
メイン会場の水産セリ場で農産物直売所夢未来の新鮮野菜を販売
採れたての新鮮野菜12品目が並びました
採れたての新鮮野菜12品目が並びました
つきたての「きなこ餅」を求めて並ぶ来場者
つきたての「きなこ餅」を求めて並ぶ来場者

 JA熊本市は12月7日に開かれた第8回田崎市場感謝祭で、つきたての「きなこ餅」約1500食を無料配布しました。JA女性部とJA農産物直販部会は、杵と石臼を使って餅つきを実演。くまもとの台所・田崎市場に訪れた来場者に、つきたての柔らかい餅を振舞いJA熊本市の農産物をPRしました。

 感謝祭は、消費者に市場を開放して楽しんでもらおうと、熊本地方卸売市場協同組合連合会が毎年開催しています。

 メイン会場の水産セリ場では、JA熊本市農産物直売所夢未来の新鮮野菜や芳野の梅加工品を出品。JA熊本市の農畜産物ブランドロゴ「夢未来」マークが入ったのぼり旗を立て、ホウレンソウやネギなど12品目の野菜を販売しました。

 その他、一般の人が参加できる模擬セリやマグロの解体実演販売、バナナの叩売り、魚・野菜・果物の販売などが催されました。新鮮な農水産物を試食し買い求める来場者で賑わいました。



第1回ふれあい収穫祭inなかしま開催

中島管内の生産物を買い求める来場者ら
中島管内の生産物を買い求める来場者ら

 JA熊本市中島支店は11月29日、「第1回ふれあい収穫祭inなかしま」を開きました。中島で採れた野菜や新米のほか、有明海で獲れた海産物を販売。「森のくまさん」のおにぎり試食、餅つき、辛子レンコンの実演販売を行いました。



スティックセニョール本格出荷に向けて現地検討会

圃場で出荷までの作業について話し合う生産者ら
圃場で出荷までの作業について話し合う生産者ら

 JA熊本市スティックセニョール部会は11月17日、12月上旬から始まる本格出荷に向けて現地検討会を行いました。

 統一した規格で高品質のスティックセニョールの出荷を目指し、規格や収穫方法を確認しました。今年は生育中の天候に恵まれ順調に生育し、例年より早く出荷が始まっています。平成26年度は78トンの出荷を計画します。

 出荷規格は、花が開いてなく黄変していないもの、霜がとれてからの収穫、蕾側から袋に入れるなどを徹底。ダンボール内は縦詰めし、品質を保ったまま市場に届くようにします。

 スティックセニョール(茎ブロッコリー)は、見た目はブロッコリーで茎が長く伸びており、アスパラガスのような食感で1品で2つの食感が楽しむことができます。

 出荷は、1箱20袋入(1袋150グラム)と1箱3袋入(1袋1・1キロ)のバラ詰め。バラ詰めは、注文予約を受けてから出荷をしています。

 部会の生産者は57戸(前年比1・7%減)、栽培面積は6・7ヘクタール(同6・9%減)。田中泰暢部会長は「これから収穫の時期まで冷え込むと甘みが出て美味しくなる。丁寧な出荷作業で、消費者のもとに高品質なスティックセニョールを届けたい」と話します。