あぐりキッズスクール
JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。
 麦種子の格付け基準を確認する検査員ら |
JA熊本市種子部会は7月8日、今月23日から始まる麦種子検査の格付基準を確認するため、目ならし会をJA本店で開きました。
JA農産物検査員は、麦種子サンプルの粒の形や色などを1皿ずつ観察し、格付け理由を確認しました。安定した品質の麦種子の厳選出荷を目指します。
JA管内では、清水・竜田・健軍地区の生産者17人が56・4ヘクタール(前年比7・6%増)(うち原種2ヘクタール)で、「シロガネコムギ」「チクゴイズミ」「ミナミノカオリ」を栽培しています。
普通麦と圃場を区別して栽培する麦種子は、収穫前の2回の圃場審査と収穫後の種子検査に通ることで麦種子になります。
種子部会長は「梅雨前に刈り取ることができ良い麦種子が取れている。統一した検査で麦種子を出荷していきたい」と話します。
|
|
 春日ぼうぶらの苗を児童に手渡す田島部長 |
JA熊本市、熊本市教育委員会、熊本市農水商工局は、ひご野菜に親しんでもらおうと、市内7校の小学校に「春日ぼうぶら」の苗を贈呈しました。取り組みを始めて4年目です。
慶徳小学校で7月7日、春日ぼうぶら苗贈呈式を開きました。JA熊本市女性部長が「大事に育ててください」と、苗3株を児童に手渡しました。JA熊本市農業支援センターの職員が「春日ぼうぶら」の成り立ちやひご野菜15品目の説明をしました。
児童らは「春日ぼうぶらの栽培を通して、ひご野菜について学んでいききたい」とお礼の言葉を述べました。
JA職員指導のもと、校内の畑に苗を植えました。収穫は10月〜12月までの予定で、12月の給食に使い全校生徒で食べる計画です。
|
|
 営農指導員の指示で手植えする児童たち |
JA熊本市は、地域の小学生に米作りについて学んでもらおうと6月26日、熊本市中央区の白山小学校で田植え学習の出前授業を開きました。
JA営農指導員が熊本市管内の稲作の概況や、田植えについて説明。児童らは、学校の花壇に「くまさんの力」の苗を植え付けました。
稲刈りは10月中旬に予定し、児童たちは生育の様子を間近で観察します。
|
|
 出荷が始まったハウスみかん |
全国有数の温州ミカンの出荷量を誇る、熊本市西区河内町のJA熊本市夢未来柑橘選果場で6月25日、ハウスみかんの出荷が始まりました。
平成27年産は、例年通り糖度が高く美味しいミカンに仕上がっています。出荷は週3回、7月下旬まで続き、今年産は117トン(前年同)の出荷を計画します。
JA熊本市柑橘部会ハウスみかん部は5人の生産者が2・1ヘクタールで生産します。ハウスみかんは濃厚な甘みで果肉が柔らかく、口に入れた瞬間に、皮が薄くとろけるような食感が特徴。
販売担当者は「同選果場は選果ラインの高低差がなく、ミカンに与える衝撃が少ないので、とれたての美味しさのまま出荷することが出来る。糖度と酸度を測る光センサーを使って、今年も自信を持って商品を届けていきたい」と話しました。
|
|
 ひと箱ひと箱点検し出荷する「高砂れんこん」 |
熊本市西区のJA熊本市中島支店の集荷所で、ハウスレンコンの出荷が最盛期を迎えています。現在週5回の出荷で、「泥つき」「洗い」合わせて日量約2000ケースを出荷。JA熊本市高砂蓮根部会部会長は「検査員がひと箱ひと箱点検し、出荷規格を徹底して高品質のレンコンを消費地に提供している」と話します。
6月17日は、「泥つき」686ケース(1ケース2キロ)、「洗い」1322ケースを出荷しました。
営農担当職員は「天候不順の影響を受けたが、生産者の努力により品質の良いレンコンに仕上がっている。多くの方に味わってもらいたい」と話します。
消費地の嗜好に合わせて、「泥つき」を中京、中国・九州地方に、「洗い」を関東地方に出荷しており、空輸やトラック便輸送による翌日販売で、消費地に新鮮なレンコンを届けています。
部会は27戸の生産者が、ハウスと露地を合わせて約40ヘクタールで栽培しています。平成27年産計画出荷量は220トン(前年比95・7%)。露地レンコンの出荷は6月24日頃から始まる見込みです。
|
|