あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

トピックス - トピックス

JA熊本市城山支店農産物品評会

出品物を審査する審査員
出品物を審査する審査員

 JA熊本市城山支店は12月5日、第32回農産物品評会を開き、熊本市賞にキャベツを出品した本田春美さんを表彰しました。

 会場には、城山地区の農家53件による農産物(176点)、加工品(76点)、計252点が並びました。城山地区で生産が盛んなキャベツをはじめ、旬を迎えた白菜や水菜、大根漬けや梅干などが並び、審査後の即売会は買い求める地域住民で賑わいました。

 審査は県・市やJAの指導員が、病害虫の被害がないか、野菜の特徴が出ているかなどを観点に行いました。

 会場は、地元のスーパー・パディーマーケットの駐車場。品評会は同支店運営委員会や生産部会が中心となり、地元のスーパーと協力して開いています。

その他の主な入賞者は次の通り。

▽パディー特別賞=松田順子(つけもの)

▽組合長賞=櫻田詔寛(大根)、三原澄雄(トマト)、三原美智子(生大根漬け)


JA熊本市力合支店農産物品評会

出品物を審査する審査員ら
出品物を審査する審査員ら
 

 JA熊本市力合支店は12月5日、第37回農産物品評会を同支店で開きました。管内の農家28人が農産物や漬物など計82点(20品目)を出品。熊本市長賞にホウレンソウを出品した加藤和也さんが選ばれました。審査後は、生産者が出品した農産物を即売しました。

 審査会場にはネギや白菜、水菜など葉物や根菜類をはじめ、米や漬物などが並び、審査は県・市やJAの指導員が、揃いや調整の仕方、病害虫の有無などを基準に行いました。

 力合支店作物部会や運営委員、女性部などが、生産者の技術向上と組合員・地域住民との交流を図ろうと毎年開いています。

 即売会の他、米のすくい取りや、女性部による餅の販売、ミニぜんざいの無料配布を行いました。

そのほかの主な入賞者は次の通り。

▽JA熊本市組合長賞=高木正一(大根)



大豆「フクユタカ」刈り取り

刈り取り作業が進む「フクユタカ」
刈り取り作業が進む「フクユタカ」

 JA熊本市管内で大豆「フクユタカ」の収穫が行われています。平成27年産は主に豆腐に加工される「フクユタカ」108ヘクタール(前年比11%増)、納豆への加工に適した「すずおとめ」15ヘクタール(同47%減)の計123ヘクタール(同1・3%減)を作付け。収量見込数量は337トンです。

 県内有数の大豆生産地であるJA管内では、東部(秋津・供合・健軍)を中心に栽培が行われており、大豆生産者は約180人。

 JA熊本市では高品質生産を目指し、石灰資材を用いた土づくりに努めており、収穫時に大豆を汚す青立ち株を減らすよう適宜防除を指導しています。土壌改善のため石灰、堆肥、稲・麦ワラによる地力改善を図り、反収300キロを目指しています。

 「すずおとめ」は11月中頃に刈り取りが行われました。「すずおとめ」は全量を食品メーカー「丸美屋」と契約栽培しており、県内の小中学校へ給食用納豆として供給しています。



エースピーマン初出荷

出荷が始まったエースピーマン
出荷が始まったエースピーマン

 県内で唯一のエースピーマン産地である熊本市東部地区で12月4日、エースピーマンの出荷が始まりました。JA熊本市東部ピーマン部会の部会長は「暖冬の影響で例年よりも出荷開始時の量が少ないが、玉太り良く、病気、傷もなく良い仕上がり」と話します。初日は500キロを出荷。12月中旬以降に出荷量は増加する見込みです。

 部会では、高品質のピーマン出荷を目指し病害虫対策に力を入れています。害虫の天敵(スワルスキーカブリダニ)の導入で農薬低減、安全・安心な栽培ができ、秀品率の向上が期待できます。現在部会では、約半数が天敵を利用しています。

 エースピーマンは、果肉が肉厚でみずみずしく、ピーマンの中では甘味があるのが特徴。大きいので肉詰めしやすく、身がしっかりしているので天ぷらにしてもおいしい。

 部会は11人が3・1ヘクタールで栽培。出荷は翌年7月上旬まで続きます。

くまもとグリーン農業応援宣言部門で表彰

応援宣言部門で表彰される「JA熊本市夢未来くまもと」
応援宣言部門で表彰される「JA熊本市夢未来くまもと」

 JA熊本市は11月30日、熊本県が主催する「地下水と土を育む農畜産物収穫祭」で、くまもとグリーン農業応援宣言部門の表彰を受けました。

 『JA熊本市夢未来くまもと』として、グリーン農業の農産物の消費拡大に向けた取り組みが認められました。JA熊本市は約540人の役職員が消費者応援宣言をしており、11月21、22日の夢未来農業祭2015では、来場者に消費者応援宣言の推進を行いました。

 熊本県では、土づくりをして、化学合成された肥料や農薬をできるだけ減らした“環境に配慮した農業”のことを「くまもとグリーン農業」と呼んでいます。

 「生産宣言・応援宣言制度」は、くまもとグリーン農業を広めるために生産者や消費者、会社が取り組むことを宣言する制度で、シンボルマークは、麦ワラ帽子のくまモンと四葉のクローバーが目印です。

 収穫祭では表彰式(生産宣言部門、生産宣言組織部門、応援宣言部門)のほか、地下水と土を育む農業の紹介や、くまもとグリーン農業クイズ、GAT5(熊本グリーン農業応援ユニット)パフォーマンスが行われました。