あぐりキッズスクール
JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。
 収穫が順調に進むタケノコ |
JA熊本市芳野筍部会は3月18日、2017年産のタケノコを初出荷しました。品種は「モウソウチク」。4月中旬まで30トンの出荷を見込みます。部会長は「部会として初年度の出荷となる。需要が伸びている国産タケノコを安定出荷したい」と話します。
熊本市西区でタケノコを生産する部会長の圃場では、出荷に向けて順調に収穫が進んでいます。3月は気温が低いため、あくが少なく食味が良いですが、土の中にタケノコが埋まっていて探し出すのにこつが必要です。部会長は地面の微妙な変化でタケノコを探し出し、くわで掘り出していきます。
品質の良いタケノコを生産するため、昨年の12月に肥料をまき、今年の2月に古くなった親竹を間引きました。出荷時には、温度が上がらないように保冷剤を入れ品質を保ちます。
最盛期の4月中旬は日量約1トンを見込みます。同部会は若手生産者が多く、有望な産地として期待されており、今後部会員数を増やし、産地確立を目指していきます。
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 JAの生活指導員が講師となり進めます |
JA熊本市は3月15日、川尻支店で「男の料理教室」を開きました。JAのファンづくりの一環で昨年から始め、2回目です。旬を迎えた新タマネギとトマトの和え物、米粉を使ったお好み焼き、豚の生姜焼き、野菜スープ、十六穀米、ミルクプリンを作りました。
JAの生活指導員が講師となり、ふれあいの場として、料理の大切さ、楽しさ、おいしさ伝えています。地元野菜のほか、JAグループ独自の商品のエーコープマーク品を使うことで、商品のPRの場にもなっています。准組合員向け広報誌「ちゃーばる」で参加募集を呼び掛け、30〜70代の男性6人が参加しました。参加した男性は「男性のみで気軽に参加できて楽しかった。エーコープ商品の存在も知ることができた」と話しました。
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 多くの来場者で賑わいました |
熊本県は3月4日、5日の2日間、東京都の赤坂サカスで「がんばるけん熊本!くまもと復興応援感謝フェア」を開きました。県内のJAグループはじめ農林水産団体のほか、直売所や物産館、商工団体など約40の団体が参加。熊本地震に伴う全国からの支援に対して「熊本の食」でもてなし感謝の気持ちを伝え、復興に向け元気に進んでいる熊本をPRしました。
JAグループは、JA熊本市、JA菊池、JAあしきた、JA熊本経済連、JA熊本果実連、らくのうマザーズ、くまもと売れる米づくり推進本部が参加。
JA熊本市はナス、ミニトマト、デコポンを販売し、デコポンの詰め放題は大人気でした。30代の女性は「熊本のおいしい食べ物を味わうことができて嬉しい。復興に向けて頑張っている姿を応援したい」と話しました。
会場では、くまモンによるステージイベントのほか、チャリティーオークション、著名人によるトークショーなどが行われました。
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JA熊本市柑橘部会は2月25日、ミカンの新しい食べ方についてアイデアを競う「夢未来みかん料理コンテスト」を河内公民館で開きました。夢未来賞に料理部門は山内眞樹さんの「みかんチップ・みかんとハムのマリネ」、菓子部門は中村麗華さんの「まるごとみかんういろう」が輝きました。一般の主婦や学生、ミカン生産者が、料理10点、菓子10点を出品。入賞者には、夢未来デコポンやJA商品券を贈呈しました。
山内さんは「米粉を使った生地に、ミキサーで丸ごと潰したみかんを混ぜた」、中村さんは「ういろうの上にたっぷりのみかんを使ったゼリーをのせた」とポイントを話しました。
同部会役員や料理研究家の西村直子氏、フランス菓子トワ・グリュの三鶴眞一シェフらが審査員を務めました。料理考案に至ったエピソードを聞きながら、ミカンの特徴を生かし、手軽に美味しくできているかを観点に審査しました。
そのほかの賞は次の通り(敬称略)。
◆料理部門
▽特別賞「鶏肉のミカンジュース煮込み」金子雄子、「みかんDeフルーツ餅ピザ」、▽審査員特別賞「俺のMNH(みかん・生・春巻き)」中野一
◆菓子部門
▽特別賞「みかんどら焼き」永井由美、「米粉Deオレンジスパイスケーキ」大津家熱子、▽審査員特別賞「くせになるかもしれない味 みかあんタルト」平川沙羅
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 特別賞「みかんDeフルーツ餅ピザ」 |
 特別賞「みかんどら焼き」 |
 特別賞「鶏肉のミカンジュース煮込み」 |
 夢未来賞「みかんチップ・みかんとハムのマリネ」 |
 夢未来賞「まるごとみかんういろう」 |
 特別賞「米粉Deオレンジスパイスケーキ」 |
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 手作り看板が目印。荷台に野菜や漬け物を並べ販売。 |
JA熊本市女性部川尻支部は、毎月15日午前9時から、川尻支店で軽トラ市を開いています。
JAに人を集めようと、昨年9月から始めました。新鮮な物が安く手に入るのが魅力で、買い物弱者である高齢者に、近場で買い物ができると好評です。
6回目の市(2月15日)は2台の軽トラで、ネギやダイコン、スティックセニョールなど十数種類の野菜の他、漬物、イチゴやリンゴなどの果物、花、手作りほうきなどを販売しました。商品のPOP(店内広告)には生産者や地区名を表示し、おいしい食べ方を紹介しています。地域にはちらしの掲示で開催を周知しています。
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