あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

トピックス - トピックス

イチゴ高品質に仕上がる

新品種「ゆうべに」の出荷作業に追われる磯野部会長
新品種「ゆうべに」の出荷作業に追われる磯野部会長

 JA熊本市白浜苺部会では苺の出荷が順調です。今年度産のイチゴは、3月に入っても朝晩の気温が低く天候に恵まれたため、品質が良く大玉で糖度が高いと市場から好評です。部会では、昨年度の販売額2億9,000万円を超える3億円を販売目標としていましたが、現在それを上回る3億1,000万円の販売額を見込んでいます。

 部会では、生産者17戸が6ヘクタールを作付け。勉強会を行い、薬剤散布のタイミングなどの情報共有を活発化させることで、安定的な品質・収穫量管理に努めています。

 4月10日、磯野弘幸部会長のハウスでは早朝から夜遅くまで収穫・パック詰め作業に追われていました。部会長は「去年以上に高い収穫量と売り上げを望みたい」と期待を寄せます。



平成29年度新規就農者育成事業研修生募集

 


添付ファイル

出荷基準を確認 春キャベツ出荷本格化

出荷時の注意点を確認する生産者
出荷時の注意点を確認する生産者

 JA熊本市キャベツ部会は4月5日、春キャベツの出荷本格化に向けて出荷査定会をJA城山支店で開きました。生産者、荷受市場7社、JA関係者ら約50人が参加。輸送時にキャベツが傷まないように箱詰めの仕方や、等階級、外葉の調整などを確認しました。統一した出荷で有利販売を目指します。

 現在日量1000ケース(10キロ/1ケース)。最盛期の4月下旬からは、日量4000ケースを見込みます。春キャベツの品種は8〜9割を「春ごろも」が占めます。病気が少なく、収穫量を確保できるのが特徴です。栽培農家60戸が約38ヘクタールで栽培。5月中旬まで13万ケースの出荷を見込みます。部会は出荷計画表で動向を管理し、計画的な販売につなげています。


市内3JA 熊本市と災害時応急対策の協定を締結

左から、宮本組合長、大西市長、三浦組合長、堀組合長
左から、宮本組合長、大西市長、三浦組合長、堀組合長

 JA熊本市とJA鹿本、JA熊本うきは、熊本市と災害時における総合的な応急対策に関する協定を締結しました。熊本地震を踏まえ、大規模災害等の発生時に市民の安全を確保することが目的です。食料品・日用品の供給、生活用水としての井戸の提供、避難施設や緊急支援物資の一時保管倉庫の提供など総合的に行います。市町村と農協間の災害協定で、総合的な内容を含むものは県下初となります。

 JA熊本市の宮本隆幸組合長、JA鹿本の三浦一水組合長、JA熊本うきの堀幹男組合長は、3月29日、熊本市役所で協定書に署名をしました。



大玉スイカ出荷始まる

試食して出荷日を話し合います
試食して出荷日を話し合います

 JA熊本市園芸部会北部支部は大玉スイカの出荷を3月22日から始めました。3月21日の出荷査定会では、生産者、JA熊本経済連、取引市場が集まり、スイカの品質や糖度を確認し初出荷日を決めました。部会長は「今年は例年に比べて10日ほど前進出荷となっている。早めにPRして消費者に出荷が始まったことを知ってもらい、消費量を確保したい」と話ます。

 同支部は生産農家約180戸が出荷。収穫の目印となる着果棒の使用徹底により、収穫までの日数を正確に把握し、内容の均一化、秀品率の向上に取り組んでいます。

 JA熊本市北部選果場では、内容、品質を検査する次世代型選果機による選果で安定した品質のスイカを出荷します。

 2017年産出荷量は6月下旬まで約4000トンを計画。最盛期は4月末で日量25000玉を見込みます。品種は「春のだんらん」「春のだんらんRV」「夏のおもてなし」「三男坊」の4品種です。