あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

トピックス - トピックス

熊本市農協青色申告会総会

あいさつをする古閑会長
あいさつをする古閑会長

 熊本市農協青色申告部会は7月28日、第30回通常総会を熊本市で開きました。32支部の役員、行政や顧問税理士、JA関係者ら約80人が出席。29年度は、被災した会員への復旧の申告情報収集を中心に、各種勉強会を通じ相談機能の充実と情報提供に努め、日々の記帳能力の向上と税務に対する知識習得と理解を得るよう、事業に取り組んでいくことを確認しました。

 当会は約1800人の会員が所属。古閑雄誠会長は「昨年度は熊本地震やマイナンバー義務化などイレギュラーが重なった。今後はますます、農家自身が自己記帳することで経営の中身を把握し、農業・経済情勢に対応することが求められる。税務知識の向上、経営管理能力の向上に取り組もう。」とあいさつしました。

 今年度の重点取り組み事項として、(1)個別指導・各種研修会と内容の充実、(2)相談体制の強化、(3)複式簿記の普及と指導の充実、(4)電子申告(e-Tax)の普及の4点を掲げます。



麦種子検査で厳選出荷

整粒歩合を入念にチェックする検査員
整粒歩合を入念にチェックする検査員

 JA熊本市は、JA管内の麦種子検査を行い、JA農産物検査員が入念に検査しました。管内の小麦種子作付面積は57.9ヘクタール(うち原種1.9ヘクタール)で、「ミナミノカオリ」「チクゴイズミ」「シロガネコムギ」を栽培。26日から8月上旬にかけて検査員による厳正な検査を行い、合格した麦種子を県下に供給します。

 7月28日は、熊本市南区画図町の画図支店で、健軍地区の3戸が持ち込んだ「シロガネコムギ」と「ミナミノカオリ」麦種子1283袋(1袋30キロ)を検査。抽出した麦種子のサンプルを専用の皿に載せて整粒歩合、虫の被害粒や未熟粒の混入などを確認しました。検査の結果、合格6トン、1等20トン、2等14トンと格付けし、荷受けした麦種子すべてが採用種子となりました。

 検査員の木村仁さんは「今年の麦種子は、一部充実不足や降雨後の収穫による退色があったものの、収穫時の天候に恵まれ、品質・収量良好。」と講評しました。



下見会を通してより深い食農教育を JA柑橘選果場下見会

 JA熊本市はミカン出荷時期に合わせて行われる小学生の選果場見学を前に、熊本市西区河内町のJA夢未来柑橘選果場で第1回下見会を開きました。見学時の事故の予防、ミカンの知識をより深め食農教育に活かしてもらおうと、平成26年より開いています。初日の26日は68人の先生が参加。8月1日には、第2回下見会を開き、2日間で市内36校の約100人の先生が事前見学に訪れます。見学はミカンの選果量が多い10月初旬から11月まで行い、6139人(74校)の児童が見学する予定です。

 下見会では、生産者を代表して中川晃一部会長が「未来を担う子どもたちにミカンを初めとする全ての農作物がどのように食卓に届けられているのかをより深く理解してもらうためにも、指導される教員の方々に下見会を通して生産について知ってもらいたい。」とあいさつ。職員が映像でミカン栽培や河内町でのミカン生産の歴史を紹介し、実際に見学コースを回りながら選果場内の次世代選果機や設備や選果工程について説明しました。

 指導担当職員は「選果場の設備や夢未来みかんについて知ってもらうことと同時に、生産者が長い時間を生産しているということを子どもたちに伝えてほしい」と参加した教員らに向けて話しました。

安全第一の見学を呼び掛けました。
安全第一の見学を呼び掛けました。
職員の説明に聞き入る参加者
職員の説明に聞き入る参加者


JA熊本市トルコギキョウ部会 反省会・総会

活発に意見交換をする部会員と市場関係者
活発に意見交換をする部会員と市場関係者

 JA熊本市トルコギキョウ部会は25日、販売反省会と総会を開きました。生産者と市場関係者、行政、JA関係者ら約30人が出席。生産者は市場と生産・販売課題を共有し、次年度の取り組みについて確認・報告しました。平成28年度販売実績は、出荷量73万2000本(前年比100%)、1億5200万円(同104%)となりました。

 部会は通称「創花道(そうかどう)」。今年で発足10年を迎えます。生産者4人が個選個販の系統出荷を行い、年間を通して途切れのない出荷体制を行っています。反省会では、生産者が1人ずつ1年間の生産販売を振り返り、昨年度の課題の達成状況や次年度の課題・取り組みを述べました。市場関係者が全国の育成栽培概況や販売情勢を報告し、活発な意見交換を行いました。

 大津誠部会長は「部会発足以来、研修や販路拡大に努め、順調に売上・出荷本数を伸ばせている。今後も消費者にとって使いやすく、質の良い花を全国に向けて出荷していきたい」とあいさつしました。



熊本産みかんをPR キリン「氷結」新商品キャンペーン

 熊本市西区河内町のJA熊本市夢未来柑橘選果場で25日、全国でも有数のミカン産地であるJA柑橘部会の役員8人と女性部員5人が、生産者を代表して、8月1日から発売される新商品「キリン氷結熊本産みかん(限定出荷)」のPR撮影に参加しました。部会員らは、同町内のミカン畑で、熊本産のみずみずしいみかんがレイアウトされた氷結350ミリリットル缶と「甘くておいしいくまもとみかん夢未来」と書かれた横断幕を持ち、笑顔で新商品とミカン産地のPRに努めました。

 今回の新商品は、キリン株式会社による熊本地震復興支援キャンペーンの一環で、昨年の震災後より1年の歳月をかけて発売に至りました。熊本産の温州ミカンが100%使用され、売上1本に付き1円が被災地の復興支援策に活用されます。商品には「熊本の太陽と潮風に育まれた美味しさがつまったみかんの氷結―がんばろう熊本」と書かれています。

 中川晃一部会長は「全国的に絶大な人気がある商品に、熊本の生産者が丹精込めて作っているみかんが使用され、より多くの消費者に味わってもらえることは本当にうれしいこと。震災の復興と熊本のミカン産地の発展を期待したい。」と感慨深く話しました。

右から中川部会長・片山青年部長・黒田女性部長・麻生キリン熊本支社長
右から中川部会長・片山青年部長・黒田女性部長・麻生キリン熊本支社長
8月1日から全国で発売がスタートします。
8月1日から全国で発売がスタートします。
笑顔でPRしました。
笑顔でPRしました。