あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

トピックス - トピックス

高品質出荷に向けて意志統一/JA熊本市茄子部会出荷説明会

現物を見て出荷規格を確認
現物を見て出荷規格を確認

 全国有数の冬春ナス産地であるJA熊本市茄子部会は9月20日、同市南区会富町のJA野菜広域選果施設で、安全で高品質なナスを出荷するために出荷説明会及び査定会を開きました。生産者らは出荷規格に則った高品質なナスを出荷するため、部会員の意識統一を図りました。

 部会員やJA関係者ら約100人が集まり、現物を見ながら着色状態や大きさなどの規格を確認。生産者同士やJA指導員と意見を交わしました。今後の生産取り組みとして、虫取り用粘着シートの設置や農薬使用基準など品質向上対策を協議し、防除暦・栽培管理記録の徹底や、衛生環境重視とコンテナ取扱いについて話し合いました。

 小山永治部会長は「消費者や市場の求める安心・安全な美味しいナスを出荷するために、部会一丸となって取り組んでいこう」と呼び掛けました。部会は同市西南部で166戸が76ヘクタールで商標「でこなす」、品種が長ナス「筑陽」を生産しています。2017年度は出荷量1万2540トン(前年比0.7%増)、販売高46億5000万円(同0.5%増)を計画しています。


高品質肉牛出揃う/JA熊本市畜産品評会(肉牛の部)

グランドチャンピンに輝いた古閑さん
グランドチャンピンに輝いた古閑さん

 JA熊本市は9月16日、菊池市七城町の熊本畜産流通センターで第30回畜産品評会(肉牛の部)を開きました。飼養管理技術の向上と高品質枝肉生産の振興を目的に、生産者や行政、JA関係者ら10人が参加しました。   

 同日は肉牛7頭が出品され、古閑隆雄さんの黒毛和牛(格付け:A−5・BMS11)がグランドチャンピオンに輝きました。

 牛肉の格付けは、生体から取れる枝肉の割合をみる歩留まり等級(ABCの3段階)と霜降度合いや色・光沢、しまり具合など4項目を評価する肉質等級(最高位5〜1の5段階)で判定。格付け等級が高いほど、良質の肉として高価格で取引されます。

 審査を行った日本食肉格付協会の担当者は「今回出品している7頭すべて肉質が良く、レベルの高い品評会となった」と講評しました。

 JA熊本市は、10月6日に乳用種牛・飼料作物・肉用種牛・堆肥の部の畜産品評会を予定しています。


極早生ミカン「肥のあかり」出荷開始

外観・食味ともに良好な仕上がりの「肥のあかり」
外観・食味ともに良好な仕上がりの「肥のあかり」

 熊本市西区河内町のJA熊本市夢未来柑橘選果場では、極早生ミカン「肥のあかり」の出荷が始まりました。関東から九州まで全国へ出荷します。9月19日の初売りから9月下旬まで出荷量500トン(前年比6%増)を目指します。

 「肥のあかり」は、果実の着色並びに収穫の時期が早く、糖度10度以上、クエン酸1%以下で甘みが強いのが特長。同JA柑橘部会では約200人の生産者が栽培を手掛けます。2017年産は、台風などの不安定な気候の影響も少なく、外観・食味などの内容は良好で高品質な仕上がりとなっています。

 9月19日は日量50トンを出荷しました。同JA河内支店の岡本支店長は「今年産もマルチ被覆やフィガロン乳剤の散布等の生産対策の徹底により、高品質なミカンに仕上がっている。生産者の努力もあり順調に出荷を迎え、計画的に集出荷が出来ている状況だ。」と話しました。

 同部会では、9月30日に極早生ミカン「豊福早生」の初出荷、10月2日に初売りを計画しています。


熊本市農協青色申告会法人部会総会

 熊本市農協青色申告会法人部会は9月13日、2017年度通常総会を開きました。本年は、熊本地震の復旧・復興に向けできる限りの支援・情報提供に努めるとともに、研修会充実による税務知識の向上、パソコンクラブの指導充実・普及、経理に関する指導・相談活動の充実を図るなど年間の活動の取り組みを確認しました。

 同会の会員は65社。総会には会員42社、顧問税理士、行政やJA関係者26人が出席しました。中川有朋会長が「法人部会の更なる発展のために開発課と連携をとりながら、1社でも2社でも多くの会員に加入してもらい、組織の強化と発展に努めていきたい」とあいさつしました。


スマイルサポーター育成の促進に向けて/CST実践研修

実践研修に取り組むスマイルサポーター
実践研修に取り組むスマイルサポーター

 JA熊本市は9月12日から15日にかけて、JA各支店のスマイルサポーター(共済窓口担当者)を対象に、CST(カウンター・推進・トレーニング)実践研修を実施しています。今年から新たに取り組むもので、JA共済連と協働し、スマイルサポーターの自動車共済継続手続きを行う際の接客対応スキル向上と推進プロセスの定着を目的としています。

 実践研修は、あらかじめ設定された組合員情報を事例として、自動車共済継続対応のロールプレイングを行いました。JA共済連の担当者がインストラクターとなり、受講者のカウンターサービスを厳しくチェックした後、窓口対応における留意点や今後の課題を提示しました。トップバッターで研修を行ったJAくまなん支店のスマイルサポーター八木京子さんは「今回の研修で指摘された改善点や課題をしっかり受け止め、お客様により良いサービスを提供できるように努力をしたい。」と話しました。

 今後は、実践研修時の課題を実務の中で取り組むことによる気付きや成功体験を共有するフォロー研修を行う予定です。