あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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高齢者と子どもの交流を/JA熊本市助け合いの会二岡の会

園児によるマーチングバンドを披露。とても感動しました。
園児によるマーチングバンドを披露。とても感動しました。
笑顔があふれる交流会でした。
笑顔があふれる交流会でした。

 JA熊本市助け合いの会二岡の会は10月20日、保育園児と一緒にミニデイサービスをJA小山戸島支店で開きました。子育て支援の一環で、70歳以上の高齢者の利用会員と地元小山戸島保育園の園児、JA職員ら約80人が参加。利用会員は、ふれあい遊びなどを通して子どもとの交流を深め、童心に返って楽しんでいました。

 交流会では、園児らによるマーチングバンドが披露され、参加者から大きな歓声と拍手が送られました。お手玉などを使ったふれあい遊びでは、高齢者と園児が手を繋ぎ合い、アトラクションを楽しみました。

 中島ヒサ子支店担当理事は「ミニデイのために一生懸命練習してくれた園児たちの姿に涙が出るほど感動した。子どもたちとのふれあいで高齢者も元気になれる」と話しました。

 二岡の会は協力会員19人がボランティアで、2班に分かれて毎月2回活動しています。平成11年に発足し、現在の利用会員は44人です。


圃場視察を通して有利販売へ

トマトの圃場で今年の生育状況を確認
トマトの圃場で今年の生育状況を確認

 JA熊本市は、生産現場と市場との情報交換による有利販売を目指し、全国の主要取引市場18社を招いた圃場視察に取り組んでいます。

 本格的な出荷シーズン開始を前に、毎年10月に取り組んでいます。10月13日は、管内北部地区のアールスメロンと西南地区のナス、トマト、ミニトマトの生産圃場を視察しました。

 参加者らは、葉や実を手に取って熱心に生育状況を確認すると、規格や品種についてや、低コスト耐候性ハウスに対する質問が次々と上がり、JA営農指導員や生産者が丁寧に説明しました。


交通安全守ろう/農業高校で交通教室

 JA熊本市は10月11日、県立熊本農業高校で、全校生徒約870人を対象に、スタントマン自動車交通安全教室を開きました。危険な自転車走行に伴う交通事故の例を実演。生徒らは交通安全ルールを守る重要性を学びました。

 教室は、JA共済と県警本部が毎年開くものですが、市内の学校でのスタントマン実演教室は3年ぶりの開催となりました。生身の人間が交通事故に遭う現場再現の迫力に、生徒らから高い関心が寄せられました。

 JA共済は、人の生命が尊いものであることを認識し、交通事故のない安全・安心な生活環境づくりに貢献するため、交通事故防止に向けた活動に継続的に取り組みます。
スタントマンによる迫力ある事故再現
スタントマンによる迫力ある事故再現


成熟した稲を収獲

 JA熊本市青壮年部竜田支部は10月18日、小学生に稲刈り指導を行いました。体験をしたのは熊本市立龍田小学校の5年生121人と、龍田西小学校の5年生91人。児童らは6月21日に「くまさんの力」の田植え体験をしており、ふっくらと成熟した稲を観察し、青壮年部員の指導を受けながら刈り取りました。地元の子どもたちに米づくりを通して食の大切を学んでもらおうと毎年行っています。

 龍田小学校の生徒らは鎌を使って刈り取り、コンバインでの脱穀を体験しました。後藤新介支部長は「実際刈り取ってみることで、作業の大変さを知ってもらいたい」と話しました。

 刈り取り体験をした児童は「初めてしたけれど刈り取るときのサクサクとした感覚が楽しかった。刈り取ったお米を食べるのが楽しみ」と感想を話しました。収穫した米は学校給食で食べてもらう予定です。
張り切って刈り取る児童たち
張り切って刈り取る児童たち
コンバインでの脱穀は迫力でした
コンバインでの脱穀は迫力でした


安心・安全な商品を消費者に/JA熊本市農産物直販部会総会

直販部会総会
直販部会総会

 JA熊本市農産物直販部会は10月6日、第12回総会をJA本店で開きました。部会員、行政、JA関係者ら約60人が出席し、次年度活動計画や重点取り組み事項等について審議しました。

 2017年度は、生産・出荷指導を強化し品質向上に努めるほか、営農指導課と連携して農薬使用の基準確認など減農薬栽培の徹底を図ることを申し合わせました。新鮮さはもとより安心・安全な農産物と農産加工品を提供し、消費者に支持される直販事業の展開を目指すことを確認しました。

 部会は計183人の部会が所属しています。直売所の他、市内の大型スーパー内9か所でインショップ販売をしています。売り上げは増加傾向にあり、消費拡大に向けて試食宣伝販売に積極的に取り組んでいます。松岡敏治部会長は「消費者が喜ぶような商品提供を心掛け、直販事業が発展していくように努力をしよう」と呼び掛けました。