あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

トピックス

第27回JA熊本市通常総代会開催!

 JA熊本市は6月26日、第27回通常総代会を市民会館シアーズホーム夢ホールで開催しました。2017年度活動報告と18年度事業計画、役員改選など9議案を可決・承認。総代会後の理事会で、熊本市(健軍地区)の野原泰夫さん(65)を新組合長に選任しました。

 17年度決算概要は、事業総収益は117億9359万円(計画対比4・1%増)、経常利益は4億9610万円(同8・2%減)、当期剰余金は5億4113万円、出資配当は2・0%の1億426万円となりました。

 18年度は、重点取り組み事項として、(1)熊本地震復旧・復興、(2)農業者の所得増大と地域の活性化、(3)農業・農協のアピール力強化、(4)内部管理態勢の整備・強化、(5)自己資本の充実・強化の5点を目標に掲げ、達成に向けて継続して事業に取り組んでいきます。

他の役員は次の通り。(敬称略)

▽会長=宮本隆幸(64)

▽副組合長=田中博文(68)、▽専務=西田勉(65)
第27回JA通常総代会
第27回JA通常総代会


親子でチャレンジ・栄養満点の料理教室・JA生活指導員が食育伝授

親子で和気あいあいとした料理教室でした
親子で和気あいあいとした料理教室でした

 JA熊本市フレッシュミズ(=FD21)は同市南区会富町の飽田公民館で6月16日、親子料理教室を開催し、飽田西小学校5年生の児童29人とその保護者ら約70人が参加しました。

 同教室は、家庭科の授業が増える5年生の保護者から、料理を通して親子でクラスの交流を深める学年活動をしたいという要望をきっかけに開催に至りました。このような活動は、親子で料理する楽しさや食の大切さを学ぶとともに、JAと地域住民や子どもたちとの直接的な交流の場になっています。

 同日は、JA生活指導員が講師として地産地消のレシピを提供。毎日の食事が体の形成に大きく関与していることについての食育講義も行いました。FD21会員や保護者が持ち寄った地元産の野菜と、JAが準備したエーコープマーク商品の調味料を使い、地産地消クッキングに挑戦。JA熊本市産「でこなす」を使った「フライドナス」や「ナスゼリー」の他、地元飽田地区の名産品である海苔を使った「巻きずし」など全7品を作りました。上記のゼリーでは、普段食べるナスとは一味違った果物のような食感と味に子どもたちを驚かせていました。参加した子どもたちは「おいしかった、家でも作りたい」と笑顔で感想を話しました。
指導員が準備したレシピを元に作りました
指導員が準備したレシピを元に作りました


田んぼに歓声・白浜営農組合が河内小学校児童に指導

1列になって田植え開始!
1列になって田植え開始!
泥だらけになって楽しみました
泥だらけになって楽しみました

 熊本市西区河内町の白浜水田保全組合は6月19日、河内小学校の児童と田植えを行いました。米づくりを知り、農業の大切さを学んでもらおうと毎年行っており、今年で12回目。

 初めての体験と話す児童らは、水田にぬかるむ感触やカエルやアメンボなどの田んぼの生物たちに歓声を上げながら、組合員の指導のもと楽しんで田植えをしていました。

 田植えを終えた児童らは「想像以上に難しかった」「初めての経験だったが楽しかった」などと感想を述べました。



市内初・県版GAP認証取得・天明ミニトマト生産管理組合

 熊本市南区天明地区でミニトマトを栽培している天明ミニトマト生産管理組合がくまもと県版農業生産工程管理(=県版GAP)の認証を取得しました。県版GAPは、2020年東京五輪・パラリンピックの選手村で提供する食材調達基準要件として取り入れられることを受け、熊本県が昨年8月に創設したもので、認証取得事例は県内で5例目。市内では初の取得となります。

 ミニトマトの水耕栽培農家5戸が組織する同組合では、県版GAP取得に向け、昨年10月から取り組みを開始。GAPは「農産物の安全性」を証明するためだけではなく、環境保全や労働者の安全性も保障するものであり、農業組織や農地を維持していくためには必要だという認識を共有し、外部コンサルタントに委託せず、GAP認証指導員資格を有するJA営農指導員と協力し合いながら取得に至りました。JAの竹盛祥太指導員は「食品安全や作業中の事故などのリスクを回避する対策を考え、農業者・消費者の安全を配慮した農産物生産を実践する良いきっかけになる」と話します。

 同組合の永井豊組合長は「今後ますます、農産物を栽培・生産するというよりも、一つの商品を作るといった認識に変わっていくだろう」と推論します。そのことを踏まえ、「五輪に即した一過性のものではなく、将来的に産地を維持・継続して経営していくための一種のツールと考えていくべき」と話しました。
県版GAPを取得した天明ミニトマト生産管理組合の皆さん
県版GAPを取得した天明ミニトマト生産管理組合の皆さん


濃厚な甘みのハウスミカン・糖度・玉太り良好で品質太鼓判

熟れ具合を見ながら収穫を進める森山さんの妻絹子さん
熟れ具合を見ながら収穫を進める森山さんの妻絹子さん

 夏場の贈答用で需要が増えているハウスミカンが出荷シーズンを迎えます。JA熊本市柑橘部会ハウスみかん部は6月25日から、出荷を始めます。出荷初日は、主に地元百貨店向けに出荷し、翌週から日量2〜3トンを出荷する予定です。7月中旬にかけて出荷最盛期を迎え、8月中旬まで続きます。

 今年産は、糖度と酸味のバランスも良く、順調に生育が進んでおり、例年以上の仕上がりとなっています。早期より内容・階級目標を設定し栽培管理を徹底したことで、贈答用として最適とされるS・M玉中心に玉太りも良好。出荷量130トン(前年比20%増)・販売高1億円(同20%増)と、例年以上の出来を見込んでいます。

 同市西区河内町で60アールを栽培する森山正男さん(65)のハウスでは、収穫期を目前にし、鮮やかな橙色に色付いたハウスミカンがたわわに実っていました。6月20日は出荷前のプレ選果用ミカンを収穫。プレ選果で果実分析し、糖度・色付きなどのデータを集めて出荷日を決め、適期収獲を徹底しているといいます。森山さんは「今年産は例年より1週間ほど早めて加温を開始したことが功を奏し、冬場の低温の影響を乗り越え、例年通りの収穫期を迎えられている」と話します。

 同部会ハウス部は生産者5戸が約2ヘクタールで「興津」「宮川」等を栽培。徹底したハウス管理で栽培する高品質なミカンは年々人気が高まっています。盆前には全国各地から注文があり、お中元などのギフト商品として需要が伸びています。小崎守充部長は「今年産も濃厚な甘みととろけるような食感で高品質な仕上がり。高まる需要に対応していきたい」と自信を見せます。