あぐりキッズスクール

JA熊本市は、親子を対象とした「あぐりキッズスクール」を農業者組織(女性部、青壮年部)等と協力しながら、実施しております。
具体的には、田植えや稲刈り、みかん収穫などの体験を通して農業や食の大切さを学んで頂けるような内容を計画しています。
募集期間中、「募集内容」並びに「お申込みフォーム」を下記に設けております。年度によって、実施内容が異なりますので、必ず募集内容等をご確認の上、お申込み下さい。(募集は毎年5月頃を予定)

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試食販売でハウスミカンをPR・JA熊本市柑橘部会

JA熊本市柑橘部会ハウス部は7月6日、鶴屋百貨店で、旬を迎え、順調に出荷を進めているハウスミカンの試食宣伝会を開きました。地元消費者へのJA熊本市産ハウスミカンの認知度向上と販売強化が目的です。夏場の贈答用として需要が増加する7月上旬の開催となりました。

宣伝会には、ハウスミカンの生産者である森山絹子さんと上野尚子さんが先頭に立ち、この日限定の300袋(1袋8玉入り)を540円で販売しました。一口サイズにカットしたハウスミカンを試食用に配り、買い物客に食味の良さをPRしました。立ち寄った買い物客らは糖度の高さや手頃に買えるリーズナブルさに驚いた様子でした。生産者の森山さんは「私たちが丹精込めて作ったミカンを皆さんに食べてほしいです。これから暑い夏が続きますが、ハウスミカンは少し冷やして食べると一層おいしくなります。栄養たっぷりなのでたくさん食べてほしいです」と消費者に呼び掛けました。

部会では、販売網拡大を目的に、全国各地の消費者で試食宣伝会を開き、有利販売に向けた活動を活発に行っています。19年度も女性部によるキャラバン隊の消費宣伝活動を実施します。店頭に生産者自ら立つことで、生産者と消費者の交流を図り、消費現場のニーズを打ち出して更なる消費拡大につなげています。


大豆の高品質生産を目指す

大豆の高品質生産を目指し、JA熊本市は7月1日、大豆栽培講習会を同市のJA健軍支店と東部支店で開きました。生産者や県、JA関係者らが健軍支店20人、東部支店20人、計40人が参加しました。

雨対策への圃場管理や、病害虫対策などを普及員とJAの営農指導員が説明し、適期・適量の播種、根粒菌を活性化する土作りの徹底などを呼び掛けました。

JA管内の大豆生産団体は20生産団体で、同市の秋津・供合・健軍地区を中心に生産が盛んです。2019年産作付け計画では、安定した収量が見込め、豆腐などに加工される「フクユタカ」が約152ヘクタールで全体の8割近くを占め、納豆への加工に適した小粒大豆「すずおとめ」が約35ヘクタールになります。「フクユタカ」の播種適期は7月10日から15日頃だが、天候不順の為、安定した発芽をさせることを目標に7月上旬から中旬に播種する予定です。19年産集荷目標282トンを目指します。

JAでは食品メーカー丸美屋と連携して「すずおとめ」の全量を学校給食に供給していますが、生産増大と並行し一般消費者への販路も模索していく方針です。

東部支店では講習会の後に種子消毒を行い、鳥害対策に備えました。真っ赤に染まった種子は播種前まで乾かします。



青壮年が田植え指導・体験を通して、生産者の苦労を知る

JA熊本市青壮年部竜田支部は6月26日、小学生に田植え指導を行いました。熊本市立竜田小学校の5年生125人と龍田西小学校の5年生98人が、青壮年部員の指導のもと、種から育てた「ヒノヒカリ」約8アールを手植えしました。青壮年部が毎年、食農教育の一環として行っています。後藤新介部長をはじめとする部員4人は、丁寧に田植えの仕方を説明し、児童らと一緒に作業を行いました。

圃場を管理する松岡公子さん(64)は「今の時代の子どもたちはほとんどが田植えを経験しない子たちなので、最初で最後の体験になる子もいるかもしれません。農家の苦労を田植え作業を通して、しっかりと知ってほしいです。この苦労があるからこそ、おいしいお米が食べられていることも合わせて知ってほしいです」と話し、子どもたちの農業への理解促進に期待を寄せました。

児童らは、水田のぬかるみに戸惑い泥だらけになりながらも、青壮年部員に指導を仰ぎながら積極的に田植えに取り組みました。作業後には、「最初は難しかったけど、楽しかったです。最後は慣れて稲を植えるスピードも速くなりました」と感想を話しました。田植えした米の収穫は10月中旬に予定しており、児童たちは収穫作業を行う予定です。



JA熊本市通常総会・総代会

JA熊本市は6月27日、第28回通常総代会を市民会館シアーズホーム夢ホールで開いきました。2018年度事業報告と19年度事業計画、JA活動総合3カ年計画についてなど8議案を可決・承認しました。

 18年度決算概要は、事業総収益は113億6780万円(前年度比96.3%)、経常利益は5億156万円(同101%)、当期剰余金は4億6346万円、出資配当は1.5%の8108万円となりました。

 19年度事業は、「JA活動総合3カ年計画」を新たに策定し、重点取り組み事項に(1)農業者の満足度向上(2)地域にとって必要不可欠な組織への前進(3)経営基盤の強化の三つを掲げ、取り組みます。


バケツ稲作りで米作りの大変さを学ぶ

熊本市中央区にある砂取小学校で6月25日、バケツ稲作り体験が開かれました。砂取小学校の5年生約80人が参加。JA熊本市営農指導課が食農教育の一環と食の大切さへの理解促進を図ろうと毎年実施しています。

家庭で稲の成長を見てもらおうと、家庭で栽培できる「バケツ稲」の苗「くまさんの力」を配布。営農指導員は丁寧に田植えの仕方を説明し、指導のもと、「くまさんの力」をバケツ苗に植え付けました。営農指導員は「米作りは大変だということを実際に経験して理解してほしいです。また、バケツ稲という手軽な米作り体験なので毎日しっかり観察してバケツの中の水の管理や稲がどう成長するのかを学んでほしいです。」と子どもたちに呼びかけました。

作業後には、「初めての手植えで稲が真っすぐに刺さらず難しかったけど、体験できて楽しかった。」と感想を話しました。手植えした米の収穫は10月に予定しており、児童たちは収穫作業を行う計画です。