あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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「エースピーマン」出荷最盛期・肉厚でボリューム満点・JA熊本市東部ピーマン部会

熊本市東部地区では「エースピーマン」の出荷が最盛期を迎えています。JA熊本市東部支店の集荷場には連日、生産者が「エースピーマン」を持ち込んでいます。14日現在、日量約500ケース(1㌜4キロ)を出荷しています。「エースピーマン」は、肉厚でみずみずしく、ほのかな甘さが特徴です。

JA東部ピーマン部会は、部会員10人が2.8ヘクタールで栽培。7月の第1週まで総出荷量260トン、販売金額1億円を目指します。2020年産は肉厚でボリュームがあり、出荷量も例年並みです。

同市東区鹿帰瀬町の城政勝部会長のハウスでは、ハウス内の高温や強い日差しからピーマンを守るため、遮光対策に取り組んでいます。温度管理を徹底し、品質を保持しています。

城政勝部会長は「安全で安心なピーマン作りを徹底しています。味・品質共に良好なピーマンをたくさん食べてほしいです」と話しました。
 部会は、農薬低減の為、全員が害虫の天敵「スワルスキーカブリダニ」を導入して高品質栽培に取り組んでいます。また、食農教育活動に力を入れており、肉厚で苦みがないエースピーマンを使ったレシピを新たに考案するなど、エースピーマンの消費拡大に向けた取り組みを行っています。


高品質みかんを生産・JA熊本市柑橘部会総会

JA熊本市柑橘部会は12日、熊本市のJA夢未来柑橘選果場で、第21回通常総会を開きました。2019年度は生産量2万2887トン(前年比97%)、売上高42億8309万円(同89%)。19年度は消費地から要望されるこだわり商品(肥のさきがけ・夢の恵)の出荷量拡大のためマルチ被覆等の高品質生産対策を実施。有利販売に向けた事業の取り組みを報告しました。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、総会は、地区ごとに時間を分けて実施。部会員とJA関係者ら約300人が出席しました。総会では、20年度事業計画・収支予算、役員改選など10議案について協議し、全て承認しました。主な重点対策として、安定出荷や基本管理の徹底、高品質みかん作り、年末商材確保のための「尾崎」の生産量早期増大を決めました。

上村英哉部会長は「19年産は、市場からの評判が良かったです。今年も生産を頑張り、部会員一丸となって出荷に努めていきたいです」と呼び掛けました。

表彰者は以下の通り。

▽極早生の部=桝永道夫(塩屋支部)、早生の部=上野修一(野出支部)、尾崎の部=上杉法博(尾跡支部)、普通の部=東哲治(尾跡支部)
▽特別表彰=谷口進一(塩屋支部)


ハナショウブ初出荷・JA熊本市出水支店花卉部会

熊本市江津湖水系の豊富な湧水で育つハナショウブが、27日初出荷を迎えました。初出荷には、8ケース(1ケース花100本・葉250枚)が出揃いました。

同日、JA出水支店で2020年産の規格査定会を開きました。部会員2人が、早朝から持ち寄ったハナショウブの長さと重量を計測し、出荷規格や等級を確認。色は薄紫と濃紫で、長さ・重量によって特・秀・優の3段階に階級を分けて出荷します。

20年産は暖冬の影響で2週間程開花が遅れましたが、重量・長さ共に例年通りに生育しています。田畑一之部会長は「コロナ関係で県外へ出荷する分のキャンセル等厳しい状況が続いています。自粛で家にいる時間が多いこの機会に、是非自宅に花を飾って欲しいです」と話しました。
 部会4人で構成する同部会は農家2人が、「オクラレルカ」「シマガマ」「ローソクガマ」「シマフトイ」を無加温ハウス1ヘクタールで栽培しています。6月上旬まで出荷が続き、最大で日量約60ケースとなる見込みです。


大玉スイカ出荷順調・味・シャリ感◎

 JA熊本市北部園芸部会は、大玉スイカの最盛期を前に収穫繁忙期を迎えています。
JA北部選果場では、23日現在、日量1万5000玉を関東・関西中心に連日出荷しています。4月の下旬から5月の連休にかけて最盛期となり、6月下旬まで総出荷量60万玉を見込んでいます。
管内では、生産者約160人が栽培面積108ヘクタールを作付け。部会では、週に1回役員による査定会を開いています。販売状況をみて、出荷や栽培管理の徹底を行い、高品質なスイカを出荷しています。
 同日、熊本市北区坂田好成さん(46)の圃場では、品種「春のだんらん」の収穫が行われていました。2020年産は、小玉傾向だが、寒暖の差が激しかった為、糖度がのっていて、味、シャリ感ともに申し分ないです。坂田さんは「今年のスイカは糖度がのっているため、特に甘くておいしいです。家族で食べてもらいたいです」と話しました。


順調収穫・生食が自慢・大玉傾向で高品質・JA熊本市玉葱部会

JA熊本市玉葱部会は、タマネギの最盛期を目前に、収穫繁忙期を迎えています。熊本市西区の中島集荷場では、日量1000ケース(1ケース/10キロ)の出荷をしています。大型連休にかけて更に出荷数が増える予定です。部会は生産者8戸が約8ヘクタールを作付け。出荷は6月末まで続き、総出荷量600トン、販売高5500万円を目指します。

2020年産は、暖冬により生育が早かったため、出荷時期が例年より14日ほど早まりました。大玉傾向で、水分が多く柔らかいです。甘味も増し、高品質な仕上がりとなっています。
出口博敏部会長の圃場では18日、順調に生育が進んだタマネギが所狭しと並んでいました。1.5ヘクタールの圃場に8品種のタマネギを植えています。同日は、品種「T456」の収穫が行われていました。新タマネギは、多汁質で辛みが少なく、繊維が少量でやわらかいので、生で食べられるのが自慢です。
 部会では農薬を減らし、有機質の肥料を使用しているため、高品質で出来が良いタマネギに仕上がります。出口部会長は「タマネギは和洋中、朝昼晩で使える、今が旬のタマネギをたくさん消費して、いっぱい食べて欲しいです」と話しました。