JA熊本市いきいきくまもと農業塾の健軍オリーブ会は12月8日、同市石原の火の国ハイツで収穫祭を開きました。村上一也JA組合長ら役員や行政、技術指導したJA農業支援センター職員らも招かれ、30人が収穫した野菜を食材に使った料理を味わいながら初年度に取り組んだ野菜栽培を振り返りました。
手作りの野菜ツリー点灯式で幕開けした収穫祭は、会員3人が農作業風景などを会場のスクリーンに映し出し、説明を加えながら活動報告。
料理長が腕によりをかけた料理は、会員らが畑で栽培した秋野菜13品目のうち、ブロッコリーやシュンギク、ニンジンなど11種類を食材に使用。ホタテとホウレンソウのグラタンや大阿蘇鶏とジャガイモのクリーム煮など10品がコースで出されました。参加者らは「素材の味が生きていておいしい」「自分たちで作った野菜がおしゃれな料理になりうれしい」などと料理を堪能。タレントの大田黒浩一さんのトークショーも楽しみました。
会長の光永眞由美さんは「JAや関係機関の指導と協力を得ながら栽培に取り組んできた。今後はスイカやメロンのトンネル栽培や消費者である地域住民との野菜作りなども取り組んでいきたい」と話していました。
栽培した野菜は今月19日にJA健軍支店が開くイベントで、地域住民らに新鮮な取れたてを販売します。 |
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